長い!辛い!疲れる!介護職の夜勤を気楽に乗り切る2つの心構え
こんにちは、たくろうです。
今日もこれから介護職の夜勤入りです。
夜勤入り前に涙目になりながらブログ書いているんですけど、介護職9年目と言えども、まあ夜勤ってわりと憂鬱なんですよ。
昼間の勤務であれば「うーん、だるい」くらいなんですけど、夜勤ともなると「ウォオン、寝たい」くらい。
あれ、これ伝わらないかな。伝わらないだろうな。
自分の表現力の無さに更に涙目なんですけど、今回はなんで夜勤が憂鬱なのか考えてみました。
いや、その原因がわかれば少しは心が軽くなるんじゃないかなと思いまして。
そんで少しはその解決策が探れるかなと思いまして。
まあ原因なんて分かりきってて
- 拘束時間が長わりに休憩がほぼとれない
- 僕らは夜働くようにデザインされた生物じゃない
- 仕事のメインディッシュが2回ある
- スタッフの20倍以上の数の利用者さんの安全を見守らなければならない
- 常に緊張感がある
というような理由です。
そして僕の解決策としては
- 何が起きてもしょうがない
- 動いてれば時間が早く進むからやるか
という心構えを持つことでした。
夜勤は完全夜勤と準夜勤がある
勤務先によって介護職の夜勤は2種類に大別できます。
これは看護師も同じかもしれませんが。
- 完全夜勤:夕方~翌日昼前までの勤務
- 準夜勤:①夕方~深夜まで②深夜~昼前まで
完全夜勤は要は2日分を夜通し働くことで稼ぐスタイルなので17時間とかの長時間勤務になります。
その代わり昼前まで働いたらその後は完全オフ。
翌日も基本は休みということが多い勤務帯系です。
準夜勤は単純に夜に1日分働くというスタイルなので、拘束時間としては通常の勤務と同じ9時間程度。
その代わり準夜勤が終わっても次の日の昼からの勤務が入ったり、次もまた準夜勤だったりします。
完全夜勤と準夜勤、どっちが良い?
働く側としては、どちらが良いというのは完全に好みですね。
すんません、ミもフタもない結論ですんません。
ちなみに僕の勤務先は完全夜勤スタイルです。
僕としては夜働いて夜中に帰って寝て、次の日また昼から勤務とか最高にダルいので、完全夜勤でいいかなという考えです。
午後が完全にフリーになるので、「眠くて起きてられないよぅ」ってなるまで自由にしていられますからね。
夜勤が辛い原因
僕の勤務帯が完全夜勤なので、ここでは完全夜勤についての辛さを考えてみます。
拘束時間が長い
あのね、なにが嫌ってとにかく拘束時間が長いんですよ。
17時間ですよ、17時間。エグい。
まあ2日分を一気に稼ぐので仕方がないんですが、それにしてもですよ。
仮眠すら取ることが難しい場合がある
そんで問題なのが、仮眠時間がほぼ取れないということなんです。
これは施設によってだいぶ差があると思いますが、大体0時~3時頃は利用者さんも落ち着いていることが多いのでここに休憩の設定はされています。
そして休憩時間も施設によりマチマチではありますが、僕の働く施設のように「休憩1時間」という職場も珍しくありません。
しかも「はい、じゃあ今から休憩1時間ね」と言われても1時間じゃ仮眠もできないわけですよ。
たった今までナースコールのストレスとオムツ交換で心と体が高ぶった状態で「はい、オヤスミ」とか言われても寝れるわけない。
体を横にしてゴロゴロしてるだけですぐ1時間経過ですよ。
中には「横になると逆に疲れるから休まない」とか言ってるスタッフもいますからね。
恐ろしい。
心も体も休まる間もないまま17時間勤務。
そりゃ介護士にメンタル持ちが多いのも頷けます。
僕らは夜働くようにデザインされた生物じゃない
僕らは夜行性じゃないんです。
古来から人類は夜は身を寄せ合って体を休める。
そういう生き物だったわけじゃないですか。
そんな生き物が常日頃から寝る時間も起きる時間もバラバラに設定され、しかも夜通しで働けともなればそりゃあ体も心も壊します。
言語の通じない利用者さんと夜通しランデブー
利用者さんの中には認知症状の出ている方もいらしたり、話が通じなかったり、自分を押し殺して利用者さんの話を全て肯定しなければ怒り出すといった方もいらっしゃいます。
それを対応するのがプロだとは言いますが「プロだから」でなんでも済む話じゃない。
思考停止で「プロだから」とか言ってる人もいますけど、プロの前に人間ですからね。
「母の前に女です!」みたいな話ですよ。なんか違う気がしますけど、だいたい同じようなニュアンスですよ。
不規則な生活してるうえに本来の動物としての活動時間外の夜に多大なストレスに曝されれる。
そりゃあ体も心も壊しますよ。
仕事のメインディッシュが2回ある
僕ら施設介護士の1大イベント、仕事のメインディッシュ的なものに「利用者さんを寝かす/起こす」という仕事があります。
これは日中には無い「利用者さんに着替えをしてもらう」というイベントが発生するので、労力が結構必要なんですね。
寝かして、起こすわけですから、完全夜勤となるとこのイベントが最初と最後の2回あるんです。
要は寝かせて、夜は夜で普通に業務して、朝また起こすということです。
これがわりと、地味にシンドイ。
夜はまだスタッフが自分達も含めて3~4人いるんで良いんですけど、朝は夜勤者のみ。2人とかです。
利用者さんも当たり前ですけど各々のタイミングで起き出したり、ナースコールで呼んだりしてくるわけです。
行くまでナースコールを鳴らし続ける利用者さんがいたり、早くいかないと転んでしまう可能性のある利用者さんがいたり……。
ここでまたメンタルと体力がこそぎ取られるわけですね。
スタッフの20倍以上の数の利用者さんの安全を見守らなければならない
僕の勤務先の夜勤スタッフは2名なんですけど、利用者さんの数は約50名なんです。
もちろん全員が全員介助を必要としているわけではないですし、全くナースコールをしてこない利用者さん、いわゆる居室フリーと呼ばれる方もいらっしゃいます。
しかし改めて、自分達の20倍の人の安全を見守るってなかなかですよね。
施設運営側としては、「夜はみんな居室で寝ているだけなんだからそんなにスタッフはいらないじゃない」という理屈です。
まあ、本当に寝ているだけならそんなにスタッフはいらないんですけどね。
常に緊張感がある
これも施設によって違うと思いますが、僕の勤めているところは、ナースコールの量がかなり多いんです。
ちょうど半自立程度から段々ADLも落ちてきたかな、程度の利用者さんが大半なので、要求はゴリゴリなさるんですね。
なので「仕事がひと段落ついた」と一息つくとナースコールがきたり、「あ、ちょっと静かになったな」と思うとナースコールがきたり。
「ご飯でも食べようかな」と弁当のフタをあけるとナースコールがきたり。
常に気を張ってしまうという状態が続くんですね。
このため更に疲れてしまうという悪循環。
辛く、長い介護職の夜勤を少しでも気楽に乗り切る心構え
ここまで書いてきて、夜勤ってほんとうんざりというのが分かっていただけたでしょうか?
というか僕自身これ書いててうんざりですよ。これから夜勤なのにこんなに辛いことばかり書いて更にうんざりしちゃいますよ。
じゃあ、どうやったら少しでも夜勤を気楽なものにできるか。
やはり自分のメンタルを変えるのが一番楽じゃないかなと。
何が起きてもしょうがない
もうね、「自分はやるべきことはやっているんだ。これで何が起きてももうしょうがない」とある種開き直るしかないわけですよ。
上でも書きましたけど、夜勤を2人でやっていて、1人が休憩に行ったらもう自分ひとりなわけです。
これでナースコールが5件とか重なって、うち2件がすぐ行かないと転びそうな利用者さんだってなったとしても、もうしょうがないと。
もちろん優先順位と声かけ、出来る限り迅速に駆けつけるとかは必要ですよ。
でもここで「あーどうしよう! ふたりも鳴っちゃった!」と焦ったところでどうしようもないわけです。
仕方が無い。なるようになってもらうしかない。
そう考えないとやっていけないと思うんです。
朝の離床介助だって、もう最悪朝までに間に合わなくてもしょうがない。
頑張ったもん。うん、私頑張った。もうゆっくりやろう。
それくらいドンと構えてやっても良いんです。
認知症の利用者さんなんかは、僕らの心の余裕の無さ、表情やちょっとした声のトーンなどで機敏に読み取ります。
心の余裕がなくなると認知症の利用者さんが更に不穏になってしまうという地獄のスパイラルに引き込まれてしまいます。
ある程度何が起きてもしょうがないと心の余裕を持つほうが、自分にも利用者さんにも良い結果になりますよ。
動いてれば時間が進むからやるか
正直ね、夜勤はやっぱり眠いわけです。
そしてダルいわけです。
ナースコールだってもうぶっちゃけますけど、めんどくさいわけ。
利用者さんに「トイレお願い」って言われてもあなた30分に1回行ってるけど寝ないの? 3回に1回くらいしか出ないけど本心からトイレ行きたいの? ってなるわけです。
でももう、これはある意味の諦めですが「まあ動いてれば時間進むの早いしやるか」の精神で粛々とやっていくと楽だと思うんです。
夜勤後半、疲れてきても、でも「座ってても手持ち無沙汰だし、とりあえず動かないと終わらないしやるか」とムリヤリ自分をポジティブに持っていく。
「とりあえずやるか」精神で、淡々とやる。
粛々と、淡々とやっていく。
こういう風に考えると、僕は少し楽だなと感じました。
辛くて長くて休めない!でも夜勤は意識的に気楽にやろう
夜勤は確かに辛いです。
僕個人としては、夜勤中にズブッとメンタルが下がることが多いんですよね。
業務云々もありますが、自分の心が重くなるのがわりと1番キツイです。
こんな僕だからこそ、上記の「まあしょうがない」「とりあえずやるか」という精神を持たないとやってられないと思うわけです。
まあしょうがない、とりあえずやろう。
歩いた分だけ運動になるし、終わった後のビールが旨くなるし。
だるいけどやるか!
こんな調子ででも、気楽に構えてやらないとダルいですからね。
それでは夜勤に行ってきます。
同業の夜勤の方々、共に夜を乗り切りましょう!