そら豆は茹でるのと焼くのどっちが美味いのか検証してみた

こんにちは、たくろうです。

先日スーパーに行くと、そら豆が売っていました。

僕はそら豆の旬は夏頃と認識していたんですが、栽培地域によって旬が変わるんですね。

そら豆の最大生産地であり、実に25%のシェアを誇る鹿児島県産のそら豆の旬は、冬の終わり頃から始まるそうです。

つまりこの季節に出回っているそら豆でも、鹿児島県産のものであれば間違いなく旬のモノ。

ビールにも焼酎にも日本酒にも、ワンチャンワインにも合うそら豆。

こりゃあ食べないわけにはいかないわけですよ。

そんな酒飲みの友達であるそら豆。

メジャーなレシピは「さやから出して塩ゆで」ですが、「さやごと焼く」という方法もあります。

いったいどちらが美味いのか。

検証してみました。

そら豆レシピ①:さやから出して塩ゆで

まずはテッパンレシピ、塩ゆでから。

まあ、偉そうにレシピとかのたまってますけど、文字通り塩で茹でるだけです。

そら豆をさやから出すには、タオルを絞るイメージでクリッと回します。

そうすると写真のようにメロッと割れますので、そこから豆を取り出します。

あとはお湯を沸かして塩を入れて茹でるだけ。

  • 水:1L
  • 塩:大さじやまもり1杯

すこし手間をかけるなら、豆のおしり(黒い筋と逆側)に包丁で切れ目を入れてやると、塩の周りが良くなります。

僕は面倒くさがりなのでほぼやらないんですけどね。

湯で時間は2分~3分程度。
僕は固めが好きなので2分で上げてしまいます。

 

はい完成

エゲツないくらい簡単でしょ。
酒を飲む暇すらない。

そら豆レシピ②:さやのまま焼く

こちらの焼きそら豆は、やったことがないという人もいるのではないでしょうか。

僕も「そら豆といえば茹でるもの」という認識だったんですが、以前に居酒屋で「焼きそら豆」というものを初めて食べて

「こんな食べ方があるのか!」

と感動したことがあります。

やり方はこちらもレシピとは呼べないレベルの代物。

もうね、焼くだけ。

 

  • グリルに乗せて、強火で焼き色がつくまで7~10分程度焼く。
  • 焼き色が付いたら裏面も同様に。こちらは少し短めに5~7分程度。

もうね、申し訳なくなるくらい焼くだけ。
それだけ。

 

 

こんがり焼けました。

さや自体は食べるわけではないので、ガリガリに焦げてしまっても全く問題ないです。

 

焼いている最中「ボンッ」て音がしたと思ったら豆が1個はじき出されてた。

さやの中の水分が温められたわけですな。

 

中身はこんな感じです。

焼き上がった直後はさやも豆も非常に熱くなっているので気をつけてください。

実食:そら豆は茹でるのと焼くのどっちが美味いのか

そんなこんなで、「茹で」と「焼き」両者が出揃ったところで実食です。

 

まずは茹でたそら豆から。

さやから出した状態で付いている薄皮は、好みによって食べてしまっても外してしまってもどちらでもOKです。

僕は食感が好みではないので外してしまいます。

塩をチョイっとつけていただきます。

うん。
いいですね。

豆の旨味の中にほのかに香る臭み。
ホクホクしてる。
安定の美味しさですね。

ビールがすすむやつです。

いやあ、夏だなあ(春です)

 

続いては焼いたそら豆を。

こちらはちょっと焼きすぎてしまって、薄皮を剥くと少し崩れちゃいました。
てへぺろ。

こちらは焼きと比べると、豆の味が濃厚になっています。

ホクホク感も茹でたものより強い。
ホクホクというよりねっとりに少しよってるかな。
ホクホク4、ねっとり6くらい。

うん、良いですね。
こっちはビールも良いけど焼酎も良いよね! って感じ。

美味い。

ちなみにそら豆につけてる塩なんですが、「昆布塩」というものを使っています。

なんでこんなモノがうちにあるのかなーと思ったら、数年前に新潟県の笹川流れという海に遊びに行ったときのオミヤゲでしたわ。

 

 

塩! という感じではなく、まろみを帯びている上に昆布のダシも入っているのでそら豆との相性も抜群。

枝豆とか、僕の好物のタコぶつとかにつけてもめちゃくちゃ旨い逸品です。

オススメ。

結論:茹でそら豆も焼きそら豆もどっちも美味い

そんで、話は戻りますけどそら豆ね。

もうね、優劣なんてつけられない。

どっちも美味い。
それでいいじゃないか。

全てに勝ち負けをつけなくていいじゃない。
人は争わずにはいられない。
でもそら豆は争わなくていいじゃない。

まあどっちが美味いとか僕が言い出したことなんですけどね。

茹でそら豆の特徴

  • 焼きそら豆とくらべるとアッサリ
  • ホクホク感
  • ビールが合う
  • 夏感がある
  • 作るのが異常に簡単

 

焼きそら豆の特徴

  • 茹でそら豆とくらべると濃厚
  • ホクホkねっとり感
  • 熱燗が飲みたくなる
  • 焼酎もイケそう
  • 作るのは簡単だけど、少し時間がかかる
  • グリルの大きさによっては一気にたくさんを作れない

 

こんな感じでしょうか。

僕たち酒飲みとしては、飲む酒に合わせて茹でか焼きかを選ぶのもまたオツな感じになります。

これから夏にかけて、たくさん楽しませてもらうよ。
そら豆。

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料理

Posted by たくろう