【加熱しない】なすの塩もみ【夏に食べたい】

こんにちは、たくろうです。

みなさん夏野菜と言えば何を思い浮かべるでしょうか。
枝豆、トマト、トウモロコシ、ゴーヤ、きゅうり……と様々あります。

今回はその夏野菜の中でも、なすを使った簡単なおつまみの紹介をしたいと思います。

なすはハウス栽培で年間通して手にすることが出来るようになっていますが、やはり旬のものは違います。
旬のなすはやわらかく、エグみもすくなく美味しい。

今回、そのやわらかさとエグみのなさを活かしたなすの塩もみのレシピです。

結論からいくと、切って、塩で揉んで、ポン酢をかけるだけ。
眩暈がするほど簡単なものです。

なすの塩もみの作り方

なす

ザックリとしたステップはこちら。
というかザックリもへったくれも、もともと異常に簡単なものなんですけどね。

  • なすを1cm程の幅にスライス
  • 塩もみして10分程おく
  • 水洗いする
  • 皿にもりつけ、お好みで鰹節などを載せ、ポン酢をかける
  • 完成!

エグいほど簡単ですよね。
僕自身、「大丈夫かな、こんなの記事にしていいのかな」と思いながら書いています。

ステップ①なすをスライスして塩もみし、10分おく

なすをスライス

こんな感じに1cm程の幅にスライスしていきます。
強いてポイントらしいポイントと言えば、あまり薄く切りすぎると今後の工程で食感がなくなってしまうので、薄く切り過ぎないようにすることですかね。薄くなりすぎりよりは気持ち厚めに切ったほうが美味しく出来ます。

量的には1人あたりなす2本くらいで考えていただいて良いかなと。
あっさりしてるので割りとペロッと食べれちゃいます。

なすを塩もみ

スライスしたなすをボウルに入れて塩もみした直後がこちら。
この塩もみはなすの水分を出す目的なので、塩の量は適当で大丈夫です。ちなみに僕は大さじ1/2ほどで揉んでいます。

この後、10分程おいておきます。

ステップ②水洗いして絞り、皿に盛り付け

塩もみ10分後のなす

ドン!
10分おいたものがこちら!

うん、全然わからないね。
まあほら、よーくみるとナスが少し茶色くなってるでしょ。あと実物はちゃんと水が出始めているのがわかるからね。

目安としては10分おいて揉んだときにそこそこクニャクニャになっているかどうかです。
少し固いなと感じるようであれば、上下を返して少し揉んであげましょう。

その後、アクとり目的の水洗いをして、しっかり目に絞ります。

しぼったなす

こんな感じになります。
なす2本がこんなに縮こまってしまって。

この後盛り付けとなるんですが、今回はこれだけではあまりにあまりなので、ナスと相性の良いミョウガも刻んで入れることにしました。

みょうがスライス

こんな感じにナナメスライスしていきます。
これを絞ったなすと混ぜ合わせて盛り付けます。
ミョウガでなくても、大葉だったりゴマとゴマ油をかけたり、それこそ鰹節をかけたりと色々アレンジができますので、是非試してみてください。

ステップ③完成!

なすの塩もみ完成

はい、完成です。
どうです、信じられないほど簡単にできるでしょ?
塩でもみましたが水洗いすることで塩気はほぼ抜けていますので、ポン酢などかけて召し上がってください。

こんなに簡単にできるのに、これがまたビールでも日本酒でも、相性が良いんですよ。グイグイいけます。

今回は普通のなすを使用していますが、これまた今が旬の水なすなんかを使うともっとやわらかく美味しくなりますので、手に入る方は是非水なすで試してみてください。

なすの栄養素

悲しいお知らせですが、なすに栄養素はほとんど無いといわれています。ほぼ水分なんですって。
ただでさえほぼ水分のなす、これを今回塩もみすることで水分をほぼ抜いているので、もはやこれは何なんだという話ですね。ほぼ水分の水分を抜いたなすは何なのか。哲学的なことを問いを立てざるを得ません。

しかし、そのほぼ水分ということを逆手に取ると、ほぼ何もないけどオナカは満たされるということになります。ほぼ何もないけどオナカが満たされるって何だ。また哲学的な問いを立ててしまいます。霞を食べてるっていう仙人みたいなことになりますね。
つまり、空虚な野菜であるなすはダイエットに最適ということです。

また、さすがになすも何の栄養素も持っていないわけではありません。
確かに中身の栄養素はほぼこれといったものが無いのですが、紫色の皮には抗酸化作用のあるアントシアニンが含まれます。これはがん予防や目の疲れに効くほか、抗酸化作用があるということは疲れにくい体作りにも効果が期待できます。

お酒を飲みたいけど体は大事にしたい=抗酸化作用のあるものを食べようという記事はこちら。

つまり、やはりなすは体の疲れをケアしつつダイエットにも効果的な野菜であるということですね。
しかも体を冷やす効果もある。おいおい、夏のために生まれてきた野菜じゃないか。
この「なすの塩もみ」のように皮をしっかり残して食べたいですね。

まとめ

  • なすはほぼ水分の空虚な野菜
  • なすの皮には抗酸化作用があるので極力残して調理したい
  • ほぼ水分のなすの水分を抜き、抗酸化作用のある皮を残した調理法であるなすの塩もみはダイエットに最適!
  • あわせるのがミョウガでなくても、大葉や、ゴマとごま油、鰹節、七味など色々アレンジが楽しい!
  • お酒もススム!

ということで空虚な野菜、なすを使った驚異的な簡単レシピでした。
暑い中疲れて帰ってきたときに、ビール片手にさくさくっと作れるのでオススメです。

今回とほぼ作り方が同じで、驚異的に簡単でなすと違って肝機能と食欲増進効果がみこめるゴーヤサラダの作り方はこちらからどうぞ。

皆さんの夏場の酒飲みライフの一助となれば幸いです。

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料理

Posted by たくろう