【イライラ軽減!】モロやっこ【夏に食べたい】

こんにちは、たくろうです。

まさに夏まっさかりといった様相を呈し灼熱の日本列島と化していますが、皆様体調など崩されておりませんでしょうか?
僕はまあ普通に酒飲んで元気なんですが、とにかく暑い。外に出歩きたくない。海に行きたい。暑い。と毎日考えております。
暑くて良いことなんて何もないですよ。ビールが旨いくらいですよ。あれ? 最高じゃね?

さて、人間は「暑さ」と「怒り」を区別できないというお話をご存知でしょうか。
どうやら脳の「怒り」を感じる部分が「暑さ」を感じることで怒りを感じたときと同じように刺激されるそうです。こんなの完全に人間の欠陥じゃないか。

暑くて暑くてイライラしてしまっている。
そんな時は仏陀よろしく「『暑い』という『事実』だけをただ受け止める。暑くて『嫌だ』というのは自分の主観であり『嫌だ』という気持ち・感情は自分の中にしか存在しない」「『暑くて嫌だ』と感じるのも『暑くいけど夏らしくてサイコー』と感じるのもすべて自分次第だ」と考えるのも良いのですが、僕は即物的な人間なのでメンタルと言うよりは何か具体的に解決したい。具体的に言うとビールとかで解決したい。

まあビールで解決したいとかアッパッパーなことを言いたいわけではなくて、このイライラを解消するにはカルシウムが効果的なんです。
よく「イライラしてるけど、カルシウム足りてる?」なんて言われますよね。そんなこと言われると「やかましいわ!」と更にイライラしてしまうんですけどね。カルシウム足りてる?

今回はそんな夏のイライラに効果的なカルシウムをガッツリ取れて、ヘルシーで美味しく、しかも例によって異常に簡単なおつまみレシピをご紹介したいと思います。
こちら「モロヘイヤ冷奴」略して「モロやっこ」でございます。

ええ、作り方がどうこうとか言う前に、わかりましたよね。
ええ、お察しの通り、モロヘイヤを刻んで豆腐に乗っけるだけです。はい。それだけです。

モロやっこの作り方

モロヘイヤ

ザックリとしたつくり方はこちらです。

  • モロヘイヤを葉と茎に分ける
  • 茎下半分ほどは固いので切り分けて捨てる
  • 塩を入れた水を沸騰させ、茎を40秒、葉を20秒茹でる
  • 茹で上げたモロヘイヤを絞り水気を取る
  • 細かく刻む
  • 刻んだモロヘイヤを豆腐に載せる
  • 完成!

はい、相変わらず寒気がするほど簡単です。毎回言ってるけど記事にするのを躊躇する簡単さ。書いちゃいますけどね。

ステップ①モロヘイヤを葉と茎に分け、茎下3cmほどを捨てる

モロヘイヤの葉と茎を分ける

こんな感じにベロッと葉と茎を分けます。
僕の買ったモロヘイヤはおつとめ品でこそないものの、98円という驚異的な価格で売っていたものなのでメチャ新鮮というほどではありません。
写真にも写ってますが、痛んで茶色くなっているような葉は取り除きつつ分けていきましょう。

モロヘイヤの茎下を切り分ける

葉と分けたら茎の下のほうを取り除きます。
大体半分近くまでボリッと切ってしまいました。
刻むので固さ自体はそこまで問題にはならないのですが、茎の下になるにつれて繊維質が強くなります。気にしない人は問題ないのですが、食べたときに口の中に繊維質が残ると不愉快だという人は写真のように思い切ってザクッと切ってしまってください。
まあ、これだけ切っても繊維質が残ることはあるんですけどね。

ステップ②塩を入れたお湯でモロヘイヤをサッと茹でる

舐めてしっかりしょっぱさを感じる程度のお湯でモロヘイヤを茹でます。
塩を入れるのは

  • 野菜をやわらかくする
  • 色を鮮やかに仕上げる
  • 色を安定させる

という理由です。
色を安定させるというのは時間経過につれて茶色くなるのを防ぐという意味ですね。

1分タイマーを設定し、まず茎を入れてタイマーをスタートさせます。40秒経過したところで葉をいれ、ザッと混ぜながら20秒経過したら湯から上げます。

その後水で〆て、手で水気を絞っていきます。
すんごいヌメッとした液体がジュルジュルッと出てきます。

ステップ③細かく刻む

絞ったモロヘイヤを刻んでいきます。

刻んだモロヘイヤ

大体こんなもんですかね。
細かくすればするほどぬめりがたくさんでますので、お好みでどうぞ。
僕は食感があった方が好きなのでこの程度にしました。

ステップ④完成!

モロやっこ

適当に水切りした豆腐に刻んだモロヘイヤをドバッと載せて完成です。
この量でモロヘイヤ1袋の半分程度です。

豆腐のまろやかな食感とモロヘイヤのネバッシャキッとした食感が楽しいおつまみです。

モロヘイヤの栄養素

モロヘイヤは「古代エジプトの王様がモロヘイヤのスープを飲んで重病を治癒した」といわれているほど機能性の高い食品です。関係ないけど古代エジプトって機能性の高い食品すげー知ってるよね。

モロヘイヤは

  • 動脈硬化や心筋梗塞等の生活習慣病の予防のほか、皮膚や粘膜の細胞を正常に保ち、免疫力を高めるβカロテン
  • 抗酸化作用のあるビタミンE、ビタミンC
  • 神経の緊張や興奮を緩和し、イライラを抑えるカルシウム

これらが多量に含まれている野菜になります。

僕が個人的に注目するのが、イライラを抑えるカルシウムが豊富に含まれている点です。
このカルシウムの含有量はめざしなどの小魚よりも多量だとのこと。
普段の生活で尋常でないストレスにさらされている現代人、特に僕ら介護士にはこのモロやっこをオススメしたい。精神の安定を保たないとやっていられない。毎晩ビールとモロヘイヤを食べるしかない。

さらに抗酸化作用があるという点も注目したいですね。
盆も正月もゴールデンウイークもなく馬車馬のように働いていて酒を飲むことでしかストレス解消ができない僕のような介護士は、酒を飲んで次の日体がダルいなんてことになったら何のために生きているのかわからなくなる。酒を飲んでも疲れない体でいたい。
そのために抗酸化作用のある食べ物をアテに酒を飲む必要があるわけです。

抗酸化作用を使って体の老化を防ぐための飲み方プランはこちら

抗酸化作用で体の老化を抑えつつ、イライラにも効果があるモロヘイヤ。
まさに介護士のためにあるような野菜です。そりゃエジプトの王も食べますよ。エジプトの王に、俺はなるっ! ごめんなさい言ってみただけです。

まとめ

  • モロやっこの作り方はゆでて刻むだけ
  • モロヘイヤには介護士に優しい栄養素が多量に含まれている
  • エジプト王の病気も治る

ということで、夏のイライラも仕事のイライラも吹き飛ばしてくれるモロやっこの作り方でした。

まあ正直豆腐に載せなくても、納豆に混ぜて食べたり、そばやうどんにかけてぶっかけ麺的に食べても美味しくいただけます。
そんな中で僕が豆腐を推すのは酒のアテになることは第一として、豆腐に含まれる栄養素レチシンの中に脂肪代謝機能があり、これが肝臓脂肪の分解も助けてくれるという理由からです。
もう「肝臓」ってワードが入っているだけで飛びついちゃう。だって酒飲みだもん。

皆さんもモロヘイヤを上手に食べて、この夏を一緒に乗り切りましょうね。

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料理

Posted by たくろう