歌が格段に上達する!感情表現のポイント3つ
こんにちは、たくろうです。
カラオケに通いつめて苦節13年。
ここ最近でやっと「歌の上手さ」「感情表現」についてわかってきました。
遅すぎですね。
大器晩成もいいとこです。え? 晩成してねえだろって? えへへ。
僕はいわゆる高音厨(高い声が発声できればそれで良しとする種族)でして、「とにかく高い声を出したい」とそれだけを考えていました。
確かに音域が広いというのは大事です。
歌の上手さの1つの要素です。
ですが、音域が広いだけでは当然歌が上手いとはいえないですよね。
僕はアホなので、なかなか他の歌の要素に気づくことができませんでした。
13年何してたんだと。
そんな僕ですが、最近やっと様々な要素を総合することで「歌が上手い」「感情表現が上手い」となることに気付きました。
この記事では皆さんが過去の僕と同じような失敗をしないように、歌の上手いということについて僕なりの気付きを書いていきます。
わかってる人には「当たり前」なんですけど、意外と僕と同じような失敗をしている人はいるのかなと。
歌の上手さの要素
ザックリと分けると以下のようになります。
発声法
腹式呼吸から、地声、ファルセット等の声の種類ですね。
高低の音域をなめらかに発声できるようになりたいところ。
テクニック
ビブラート、フォール、しゃくり、シャウトやアクセントといった技。
これができると表現の幅が広がります。
リズム
しっかりとドラムやベースの音にノッているかですね。
これがずれてしまうと、なんか気持ち悪い、違和感を感じてしまいます。
もちろん裏拍を取るなど意図的にずらすこともありますが、表・裏が違うだけで実はしっかりとリズムに乗っています。
歌が上手いというのは発声法だけじゃなかった。
ここが僕の過ちです。ていうか考えれば当たり前なんですけどね。
発声法が出来ていても、テクニックもなにもないノペッとした歌い方なら面白みの無い歌になりますし、リズムが取れていないと気持ち悪い感じになります。
当時の僕はここに気付いておらず、「音域は合っているのに歌うとコレジャナイ感が凄い」という状態でした。
つまり歌の上手さというのは発声法、テクニック、リズムの総合力だということに気付いたんです。
すいません、当たり前のことを言ってすいません。
総合力を使って感情的表現豊かに歌おう
まず、アウトプットの前にインプットが大事です。
しっかり曲を聴きこみます。
「今度カラオケでこの曲を歌おう!」となった時、メロディーラインをしっかり覚えるくらいはしますよね。
というかここを覚えていないとカラオケに行っても歌えなくて面白くないですもんね。
しかし、ただメロディーラインを覚えるのでは足りません。
歌の総合力をつけるため、コレジャナイ感を出さないためにはもっとしっかりと聞き込む必要があります。
ポイント①曲を聴きながら歌詞をひらがなで書き出す
歌詞はそういったサイトに行けば見ることができますが、単純に歌詞が書いてあるだけです。
しかし、歌の総合力をつけるために大切なことは、歌詞そのもののほかに「実際はどう発音しているか」ということです。
例えば「愛してる」という歌詞があったとして、曲を聴くと「あーいしてる」と伸ばしている。
ここが重要です。
この伸ばしているというのも
「あーいしている」
「あああいしてる」
「あぁぁいしてる」
「ぁああいしてる」
というように伸ばし方、音数の入れ方だけでも印象が違います。
歌詞だけを追うのではなく、実際の発音を書き出し、その通りに歌うことでコレジャナイ感は軽減します。
ポイント②テクニックを分析する
歌詞を書き出したら、次はテクニックを分析します。
分析したものは書き出した歌詞に書き込んでいくと非常に分かりやすいです。
どこにビブラートやフォール、しゃくりを入れているのか。
アクセントはどこに入れているか。
繰り返し繰り返し曲を聴きながら注意深く分析してみてください。
聴いているだけだと途中でもうわけわからないくなると思うので、途中で実際歌ってみながらやってみてください。
ポイント③リズムもかなり重要
リズムの乗り方によって、曲の印象がかなり違います。
例えばダンスミュージックに演歌のノリで歌ってもあまりあわないですよね。
リズムがハネてるとかグルーヴしてるとか、ドラムやベースのノリももちろんですが、メロディーラインもスタッカートしてるかどうかなど注意して聞いてみてください。
あれは結構、リズムを取るためにやっていたりします。
表現でやっていることもあると思いますが、体を揺らすとリズムを取りやすくなります。
人前でやるのはちょっと恥ずかしいという場合はヒトカラとかでリズムに合わせて体を揺らしながら歌ってみてください。
歌の上手さ=感情表現=テクニック
上記で紹介したように、歌詞をひらがなで書き出し、テクニックは何を使っているかも書いた歌詞カードを使ってリズムに注意して歌うことでかなり「コレジャナイ感」は薄れます。
これを続けることでかなり歌の上達になると感じました。
「感情豊かに歌う」というのは「(テクニックを使って)感情豊かに(表現しながら)歌う」ということになります。
うたってる本人が泣きながらうたえば泣ける歌になるっていうんなら、皆泣きながらうたいますもんね。
そうではなくて、「感情表現」「感情豊かに」とはテクニックを使って感情を表現する、再現性のあるものになります。
つまり、歌手本人のテクニックをしっかり分析して歌うことで、究極的には同じように歌うことができるというわけです。
今回の記事のポイントに沿って練習することで、僕はかなり上達したなと感じました。
今まで歌っていた曲もだいぶ違った一面を見ることができると思いますので、是非試してみてください。
この記事が皆さんの楽しいカラオケライフの一助になれば幸いです。