やらせでクレイジージャーニー打ち切り！？ふざけんなTBS！

2019年9月12日

こんにちは、たくろうです。

僕は「旅モノ」とか「冒険モノ」、「未知の世界」というのがわりと好きなんです。
水曜どうでしょうも好きですし、古くはたけしの万物創世記とか好きでした。あ、ドキュメンタリーとかも好きです。
カメ五郎の狩猟生活とか大好きですし、ブログでいうとざざむしとか大好きです。

そんなわけで、当然のようにクレイジージャーニーは毎週楽しみにしていました。
ヨシダナギさんの少数民族の写真を撮る話も好きですし、丸山ゴンザレスさんの危険地帯に踏み込んでいく話も大好きでした。
当然、爬虫類ハンター加藤さんの、どうやって見つけたのかわからない距離から、ダッシュからの爬虫類の捕獲とか大笑いしながら見てました。

そんな大好きな番組が放送休止？　もしかしたら打ち切り？　やらせで？　いやいやいや、何やってくれてんのよ、と。

クレイジージャーニー｜TBSテレビ

TBS「クレイジージャーニー」の番組情報ページです。

https://www.tbs.co.jp/crazyjourney/

加藤さんは用意された爬虫類をハントさせられていた

いや、これは怒りますよ。
ワンチャン視聴者が怒らなかったとしても加藤さんは怒りますよ。

用意された爬虫類を「おああ！　いた！」なんつってダッシュしたり穴掘ったりして、必死に捕まえていたってわけですよ。アホみたいじゃないですか。

しかも26種類中11種類を用意していたって、知らず知らずに半分近くヤラセでハントをさせられていたわけですよ。
スタッフは捕まえて大喜びの加藤さんをどんな気持ちで見ていたんだよ。「おおー！　すげー！」なんつってたスタッフ、どんな気持ちで「すげー！」なんて言ってたのよ。

僕が加藤さんの立場だったらもう二度とTBSからの依頼は受けないもん。
ていうかトラウマになって爬虫類がハントできなくなってもおかしくない。

「あっ！　珍しい種類の……いやまて、こんなところに本当に生息しているのか？　TBSが近くにいるんじゃないか？」とか考えちゃいそうだもん。
そのへんのイモリとかも捕まえられなくなりそうだもん。

「撮れ高の確保」という重圧に耐え切れず「やらせ」

どうやらクレイジージャーニーはかなり短期間・少人数のロケで、一定の撮れ高を求められているようです。
クレイジージャーニーに限らないのかもしれませんが、TBSでは「パワハラ問題」もあるようで、上司からの重圧に耐え切れず離職者も多いのだとか。

まあ、わかりますけどね。
予算もかけている以上、成果を上げなければいけないというのも確か。
しかも文化基金賞最優秀賞なんていう賞も貰っていますし、その中での個人賞は加藤さんが受賞していますからね。

その加藤さんとの組み合わせなのであれば良いハント、刺激的な映像を求められるのはわからなくもない。

でもさあ「バラエティー」に寄っちゃうからダメなんじゃないかなって気もするんですよ。
個人的にクレイジージャーニーはドキュメンタリー寄りだと思っていて、望んだ動物をハントできなくてもそれはそれで良いと思うんですよ。

撮れ高＝刺激的な映像、視聴者の求めている映像という固定観念を取っ払っちゃっても良いと思うんですよね。

その草分け的な存在で「水曜どうでしょう」がありますし。
ていうかどうでしょうはどんな映像が「撮れ高」なのか、ディレクターも撮影中はわかってなさそうな気もします。

また、ネットの個人配信者「カメ五郎」なんかは淡々と狩猟生活の様子を動画にしているんですが、わりと面白いんですよ。
ずーーっと獲物が取れなかったりしますし、でも何か腹に入れないとだから淡々と食べられる草とか、キノコとかを採取してそれを食べて寝る、とか。
淡々と山に篭っての生活の動画。「撮れ高」というものとしては鹿が獲れた映像とかなんでしょうけど、もはや鹿が獲れるのがイレギュラーなので、この人の動画も何が「取れ高」なのか良く分からない。

まあ、カメ五郎の場合は個人でやっているので、企業が撮影するものと根本的には違うとは思います。
しかし、映像を作ったり編集したりするクリエーターとしては、ほとんど同じようなものだと思うんですよ。

まあ、今回の件はクリエーターとしてどうこうというよりは、色々な重圧に負けてやってしまったんだと思うんですけどね。
ていうかマジでヤバイですよね。
この件が発覚する以前にも番組立ち上げスタッフがADに暴行してた事件もあったので、もはや体質的なものなんでしょうね。