【ヤバい】鬼束ちひろのライブが凄い。圧倒的な歌声。【降りてきてる】

2020年4月11日

こんにちは、たくろうです。

シンガーソングライターの鬼束ちひろさん。

あまり馴染みのない方からすると

「月光の人」

「ドラマ『TRICK』のエンディングの人」

「同棲中の彼氏にDVされた人」

「なんかヤバいメイクとヤバいツイートしてた人」

というイメージなのではないでしょうか。

ヤバいメイクについては、近年は「憑き物がとれた」とも言われるほどナチュラルメイクに戻り「やっぱ美人さんだった」と言われていますね。

僕はわりとデビュー当時から楽曲を聴いてはいたんですが、それほどのファンではありませんでした。

鬼束ちひろ？　ああ、いい曲あるよね。
なんかどこか陰鬱な感じがわりと好きよ、程度。

しかし、鬼束ちひろさんのLIVE動画を見てから完膚なきまでにファンになりました。

鬼束ちひろヤバい。完全に「何か」が憑依してる。

何気なくYou Tubeを見ていたら、ふと鬼束ちひろのLIVEが上がっていたんで

「ふーん、ちょっと見てみよ」

という軽い気持ちでクリックしたんですよ。

そしたらもうね、なんていうか、あの、ヤバい。

とにかくヤバい。

語彙力がなくなるくらいヤバいんです。

その時に見た動画は代表曲「月光」だったんですが、本当にもうね、何かが降りてきてる。
完全に何かが憑依してる。

そうとしか表現できないほど圧倒的な歌でした。

こちらは「私とワルツを」ですが、僕が見た「月光」と同じLIVEのものです。

見ていただくと分かるんですが、ていうかもう見てください。
聴いてみてください。
もうヤバいんですよ。

「悲しみ」「痛み」「苦しさ」そういった辛さを、あなた1人でなく私も背負います。
どうか私とワルツを。

そういった歌詞なんですが、なんかもうね、この人背負いすぎて死んじゃうんじゃないか。
ていうかもう死んでるんじゃないか。

そういった危うさというか、聴いているだけで悲しくなるような圧倒的な表現力。
ヤバい。

絶対なにかが降臨してる。
原始シャーマニズムの祈祷師的なものになってる。
巫女かな？

もはや歌のテクニックがどうこうというレベルではない

僕は歌の上手さというのは、ある程度は歌唱のテクニックで再現できると思っているんです。

モノマネ芸人の方はその歌手の「クセ」を再現して歌うじゃないですか。
上手い人は本当にその歌手並に上手かったりするじゃないですか。

ある程度はそういった「テクニック」によって「歌が上手い」と感じさせることはできるんです。

しかし鬼束ちひろのこのLIVE動画。
もはや次元が違うんですよ。

ブレスの使い方とかエッジボイスを使うとか、そういう話じゃない。

もはや単純に歌が上手い。
歌が上手いっていうかもうなんか、歌が凄い。
凄いっていうか、逆に怖い。

怖い。

多分もうこれは歌じゃない。
巫術か何かですわ。

鬼束ちひろのライブパフォーマンスは変動するらしい

ライブでは常に全力投入する姿勢で臨み、好調時には歌唱技術力と声量はシンガーソングライターとして最高レベルまで到達し、絶唱と形容されるが、過緊張による不安定さが常に付き纏い、短期的にも長期的にもパフォーマンスは大きく変動している。
＜中略＞
2003年、2013年、2017年には練習や公演での酷使により喉を潰した。

Wikipedia「鬼束ちひろ」

Wikipediaにあるように、鬼束ちひろといえども人間、ということで体調によってパフォーマンスは変動するようですね。
まあ当たり前の話なんですけどね。

鬼束ちひろのYou Tubeチャンネルにはライブ動画がいくつかアップされているんですが、確かに「あれ？調子悪いのかな？」と思ってしまうものがあります。