豚汁食べたらめちゃくちゃうんこ出た

ここ最近めちゃくちゃ寒くなったじゃないですか。
まあ冬本番といった気概をムンムンと感じる12月ともなったんで当たり前っちゃ当たり前なんですけど、めちゃくちゃ寒くなったじゃないですか。

だもんで、なにか暖かいものを食べたくなったんですよ。

それとご飯と漬物だけあれば食事として成立するみたいなレベルの、アッツアツで具沢山の汁物が無性に食べたくなったんです。

僕、昔から味噌汁の存在意義がわからなかったんですよ。

ふつうにおかずとご飯でいいじゃん。それでご飯食べれるじゃん。
なんでそこにわざわざ味噌汁を入れ込んでくるの?
この味噌汁をどうしてほしいの?
どのタイミングで飲んでほしいの?
喉を潤すならお茶があるんですけど。
味噌汁をおかずにご飯とか食べないんですけど。

そう思っていたんですが、なんですかね、トシなんですかね。
全然味噌汁をおかずにご飯とかイケるようになったんですよ。
むしろ進んで味噌汁を作るすらある。
なんなら味噌汁をアテにビールとか飲める。

味噌汁の大切さが、ここに来てようやくわかったわけです。

若い頃に無茶ばかりして、やりたい放題やってきて、家庭なんて全く顧みなかった。
何回泣かせたかわからない。
だけど黙ってついてきてくれた加奈。
連れ添って20年。
ようやくあいつのありがたみに気づいた。
あいつの優しさに、ぬくもりに気がついた。
でも気づいたときには遅かった。
もう加奈は俺の手の届かないところに行ってしまった。
すまなかったの謝罪すらできないうちに、加奈は遠くに行ってしまった。
今更、お前を大切にすればよかったなんて、俺が言える立場じゃない。お前なんていらないなんて、酷いこともたくさん言ってきた。
でも、もしもう一度会えるなら、謝らせてほしい。
そして、ありがとうと言わせてほしい。

そういうことなんです。
そういう感じで味噌汁の大切さに、ありがたさに気づいたんです。

今まで存在意義がわからないなんて言って申し訳なかった。
今までずっと僕のそばにいてくれたんだね。
ごめん。そして、ありがとう。
加奈。
違う、味噌汁。

ということで味噌汁への禊が済んだところで、具だくさんの味噌汁を作ることにしたんです。
加奈と違って味噌汁なんてすぐ会えるしね。

で、具だくさんの味噌汁って言ったら、とりあえず思い浮かぶのって豚汁じゃないですか。
豚汁って何を入れてもいいと思うんですよ。
大根、ごぼう、人参といった根菜から、こんにゃくとか白菜なんかも入れてもいい。
ネギだって入れていいし、豆腐もアリなんじゃないか?
何を入れてもだいたい旨い。それも豚汁の魅力だと思うんです。

だもんで、家の冷蔵庫にあるものを適当にぶちこんで豚汁を作ったわけですわ。
大根、ごぼう、人参、こんにゃく、ネギ、そして豚肉とズンドコ入れ込んで、思惑通りの具だくさんの豚汁を作ったわけです。

やっぱ食べたいものがある時ってのは、体がそれを欲しているんでしょうね。
案の定めちゃくちゃ旨くてですね、五臓六腑に染み渡るとはこのことじゃい! ってなもんで、ほんと満足度が半端なかったんですよ。

豚肉と根菜のダシが思うさま出た熱々の汁をすすり、大根のシトっとした食感と甘さにほっとして、ごぼうのジャクジャクとした食感を楽しみ、炊きたての米を頬張る。

僕はこのときのために生まれてきたんじゃないか。
豚汁を作って食べるために生まれてきたんじゃないか。
お母さん僕を生んでくれてありがとう。
お野菜さんありがとう。
お米さんありがとう。
豚ァ! 自分で乳首つねってブヒブヒ鳴いてみなさい!

そんな優しい気持ちでいっぱいになったわけですわ。
そしてその日は大変に満足しまして、ふかふかのお布団でぐっすりと眠ったんです。

でまあ次の日ですわ。
うーんよく寝たってなもんで朝目覚めて、死にたくなりながら仕事の準備をしていたんですけど、なんていうんですかね、ちょっとこんなことを言うのはアレなんですけど、アイドルで言うところのイチゴが出そうになったわけです。多分これじゃあ伝わらないんでストレートに言いますけど、ウンコしたくなったわけです。

僕だって文化的な生活を営む人間ですからね、普通にトイレに行って「うおおぉおああおおっ!」とか言いながらウンコしたわけですよ。
いやー快便だったわー。仕事に遅刻するんじゃねえかなってくらい快便だったわーって感じで、ウンコしてから職場に向かったんです。

んで、職場につくじゃないですか。
そしたらなんかね、またウンコしたいんですよ。
あれー、さっきの残り香的なやつかなーとか思いながら職場のトイレに入ったんですけど、なんかまたすげー快便なわけ。
全然残り香って感じじゃなくて、これが本番でしたみたいなレベルで快便だったわけ。

いやーすごいな今日は。めっちゃうんこ出ますやん。
とか思いながら仕事してたんですけど、僕はめちゃくちゃうんこでてるのに全然うんこ出ない老人の摘便をする看護師の手伝いとかの仕事をしていたんですけど、なんかね、信じられないことにまたうんこしたくなったの。

いやいや、さすがにおかしいでしょ。
3度めっすよ、3度め。
ストリートファイターⅢサードストライクですよ。
英語で書くとSTREET FIGHTERⅢ 3rd STRIKEですよ。

しかもこれはさすがに残り香でしょーと思いながら出してみたらまた本番ですよ。渡哲也が「マグロ! ご期待ください!」とか言うレベルで本番ですよ。「マグロ! 三連続!」みたいなもんですよ。何言ってるか全然わからないけど、そんなレベルで本番ですよ。

ほんとね、豚汁やばい。
まじで僕のうんこを食い尽くすレベルですよ。

同人誌とかでアナルから入っていって直腸内のうんこを食いながら催淫液を出す生物がよく描かれますけど、まじであれ豚汁だったんじゃねえかなって思っちゃう。
「あヒッ! これダメっ! お尻バカになっちゃう!」とか言っちゃう。豚汁に催淫液出されちゃう。

ほんとやばい。
豚汁やばい。

スポンサーリンク

日記

Posted by たくろう