【サウナ初心者におくる】サウナ後の水風呂争奪戦に勝利するコツ
こんにちは、たくろうです。
皆さんサウナって入りますか?
僕は温泉やスーパー銭湯は大好きなんですけど、ここ最近までサウナってものに入ることがありませんでした。
だってなんかサウナって世間から隔絶された小部屋で、そこに1歩足を踏み入れると独特の匂いと呼吸することすらままならないほどの熱気がムオッと来るじゃないですか。
こっちもンオッてなるじゃないですか。
勇気を出して中に入ってみれば汗だくのオッサンがうつろな目で用意されたTVを見ているわけじゃないですか。
完全に異世界ですよ、異世界。「異世界転生したら熱風の中に裸のおっさんが座っていた件」みたいなやつですよ。もはやラノベですよ。
そんな恐ろしい空間だったので、僕は最近までサウナとか存在意義がわかりませんでした。
しかし「やっぱ疲労回復にはサウナだわー。イッパツで疲れがブルンと抜けるし、その後のビールとかもはや神の液体だわー」みたいな話を聞くのも確か。
みんながみんな、サウナに入った後うわごとのように「トトノウワー」と謎の文言を唱えるのも興味深い。
ここ最近なかなか足とか腰のダルさが抜けないという悩み多き陰キャオッサンの僕。
トシのせいかなーやっぱなかなかこう、体がシャキッとならないのよね。
そんなわけなので、サウナがそんなに疲労回復に効果があるんだったら行ってやろうじゃないか、と考えて挑戦してみたんです。
トトノウワーって言ってやろうじゃないかと考えたんです。
風呂→ベンチ→サウナ→水風呂のループ→トトノウワー
で、結果トトノいました。
僕は今までスーパー銭湯等に行くと
体洗う→風呂→風呂→出る
という入り方でした。
これ、スーパー銭湯の猛者達からしたら「ナメてんの?」という入り方ですよね。
「しっかり銭湯を楽しむのならベンチ休憩が肝心」という話を聴いたので、それを取り入れつつサウナに入りつつという利用方法を試してみたんですが、これヤッバイですね。
めちゃくちゃトトノいますね。ベンチ休憩ってマジ大事ですね。
で、サウナ。
サウナへ続くあの2重扉の1個目を開けた瞬間に感じる、入室を拒むかのような異世界感は確かにプレッシャーです。
しかしそこでグッと踏みとどまり、2個目の扉を開けましょう。
すると完全に異世界が広がっています。
こんなに汗だくのおっさんが集まってるのなんてみたことない。朝の満員電車くらいだよ。あ、わりと毎日見てるわ。
まあそこまで密集しているわけではないので、通勤電車を考えればなんてことない重圧感です。
サウナは上の方が温度が低いそうなので、初心者のうちはなるべく上の段へ居座り、ひたすらTVを眺めましょう。
熱風のせいで鼻呼吸をすると鼻が痛くなるし、口呼吸をしても呼吸が浅くなるので息苦しくなってしまうのですが、これはタオルで口と鼻を保護することで快適に呼吸をすることができます。
また、「入ってきたばっかりなのにすぐにサウナを出るのはカッコ悪い」という謎の圧力を感じる場合がありますが、全く気にしなくて良いです。
そもそもよほど低音のサウナでない限りマックス10分以内に出ることが推奨されているものです。
僕なんか3~5分くらいで出ますよ。
僕の退室基準は「水風呂に入れるくらい体が熱くなったかな」という点と「汗が出てきたかな」という点です。
この後の水風呂も勇気をだして入ってみるとめちゃくちゃ気持ちいいです。トトノいます。
本当、僕のように「サウナとか異世界すぎて意味わかんない」と敬遠している方がいらしたらちょっとチャレンジしてみて欲しい。
すべては水風呂に入るための準備という考え方
僕はまだまだサウナ初心者、というかスーパー銭湯初心者なのでこれがあっているのかどうかはわかりませんが、ひとつの考えに至りました。
それは「風呂もサウナも全てが水風呂のために用意されている」という考え方です。
以下が僕のスーパー銭湯テッパンコースです。
- 体を洗う
- (種類があれば)何個か風呂に入る
- ベンチ休憩しつつ軽く体の水分を取る
- サウナ
- 水風呂
- 「2」へ戻り2~3回ループ
- たまに顔や頭をシャワーで流しリセット
このようにルーティンの最後が水風呂になります。
サウナでめちゃくちゃに熱せられた体を水風呂で冷やし、手足がチリチリする感覚を楽しむ。
そしてまた風呂に入り、また手足をチリチリさせてベンチ休憩。
そしてまたサウナへ行き、水風呂。
こう考えると、やはりすべては水風呂のために存在していると考えられるわけです。
水風呂が全てをトトノえてるわけです。
僕はサウナも敬遠していましたが、水風呂ももっと敬遠していました。
え、だって水だよ。意味がわからない。
しかし、1度体験してみると最高でした。
体がこう、ギュワーっときて手足がチリチリして、ああーなんかあれだわ、なんていったっけ、アレ。ほら、ああ、トトノウワー。
って感じ。最高。
まあ、理屈だけ言えば夏場に川に入るのと同じ理屈なので、是非敬遠せずにチャレンジしてみていただきたい。
水風呂争奪戦に勝利するコツ
そんな全ての始まりにして全ての終わりである水風呂。
風呂もサウナもベンチもすべてが水風呂のために用意されているのだとしたら、絶対に入っておきたいところ。
サウナを出てさあ水風呂だ! と向かってみたらチンアナゴみたいになってるおっさんでギュウギュウだったなんてシチュエーションは避けたいところです。
TVのキリが悪いところで水風呂へ行こう
水風呂に入るというのは、ほとんどがサウナ後の人です。
ということは、自分がサウナに入る前に水風呂を確認し、サウナに入っている最中に退室していく人を観察していればなんとなく水風呂の混み加減が予想できるもの。
先日僕がサウナに入っている時は、サウナに設置されているTVで相撲中継が流れていました。
ここで大体の人は「この取り組みが終わったらサウナを出ようかな」と考えます。
僕も同じように考えてしまい、「よし、取り組みが終わった。出るかな」と立ち上がろうとしたら2人くらいのオッサンがサウナを出て行きました。
僕もそのオッサンに続く形でサウナを出たのですが、案の定水風呂には先に出ていたオッサンたちがチンアナゴ状態で密集。
水族館でこんなに密集してるチンアナゴみたら「スゴーイ」って言っちゃいそうなレベルでした。
さすがにそこに割って入っていく勇気がなく、仕方なくざっとシャワーで汗を流しベンチ休憩したのですが、1番オイシイ水風呂を味わうことができなかったのはかなりの痛手となりました。
ここから考えられるのは
「水風呂を楽しみたいなら設置されているTV番組のキリの悪いところでサウナを出る」
という作戦です。
相撲であれば取り組みが始まった瞬間にサウナを出る。
バラエティー番組であればオチが来る直前にサウナを出る。
CMが明けたタイミングでサウナを出る。
もちろん例外的に出て行く人もいますが、TVという共通の時間認識のものが用意されている場合、誰もが「ここを見たらサウナを出よう」と考えるタイミングをズラしてサウナを出て、邪魔されることなく水風呂を楽しみましょう。
サウナも水風呂もトトノうので是非入るべき
僕のように「風呂は好きだけどサウナはちょっと……」という方はいらっしゃるのではないでしょうか。
サウナは疲労回復に効果絶大なので、せっかくサウナが用意されているのであれば是非試してみてください。
僕はまだまだサウナーとしては初心者ですが、僕のサウナと水風呂を楽しむためのテッパンコースをもう一度書いておきます。
- 体を洗う
- (種類があれば)何個か風呂に入る
- ベンチ休憩しつつ軽く体の水分を取る
- サウナ
- 水風呂
- 「2」へ戻り2~3回ループ
- たまに顔や頭をシャワーで流しリセット
そしてサウナでは呼吸の確保のために鼻や口周りをタオルで保護。
サウナ内に設置されているTVのキリの悪いタイミングでサウナを出て邪魔されることなく水風呂を楽しむ。
以上となります。
皆さんのスーパー銭湯ライフの一助になれば幸いです。