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【春の味覚】初めてのうど。食べ方がわからないけど本能のままにみそマヨネーズ和えを作ってみた

こんにちは、たくろうです。

春ですね。

春の味覚は様々ありますが、僕は「苦味」や「くさみ」といった一癖ある食べ物が好きなので

「春といえば山菜」

となります。

コゴミやウルイなんか、大好物です。

そんな中、先日スーパーへ行ったところ、うどが半額で売られていました。

うど……。

先に挙げたコゴミやウルイは料理して食べたことがありました。

まあ料理っていうか、茹でてマヨネーズと合えるとかその程度なんですけど。

しかし、うどは旅館かなにかで出てきたものを食べた記憶はありますが、扱ったことはありません。

悩んだ挙げ句、「半額だからまあ買ってみるか」精神でとりあえず買ってみることにしました。

うどは生で食べれるらしい

ということでドン。

半額で購入したうどです。

うどと言えば、というか山菜全般にいえることですが、まず思いつくのは天ぷらですよね。

さくさくとした衣をまとわせて、塩をパラッとさせて、ザクッと口に入れてビールをグイッといく。

最高。

最高なんですけど、天ぷらって面倒くさいじゃないですか。

これ買って帰ってきた時点でもう21時半とかなんですよ。
こんな時間から天ぷら揚げるテンションにはならないわけ。

なんならもうピスタチオとビールだけで良いかなくらいのノリなんですよ。

なるべくカンタンにできるやつがいいなーと思っていたら、袋の裏面にこんな事が書かれていました。

 

身はマヨネーズで
うす切りにしたうどと、酒蒸しし細かく裂いた鶏肉を、白みそ、しょうゆを加えたマヨネーズであえます。

 

良いじゃない!
これめっちゃ簡単そうじゃない!
よし、これ作ろう!

結局マヨネーズと和えるだけなんかいって話ですけど、まあそれは、ね。ね?

ていうかうどって下茹でとかしなくて食べれるの?

夜も遅いしめんどくさいので「うど レシピ」とかで検索せず、パッケージ裏と自分の本能を信じて調理することを決意

 

パッケージ裏の文面を読む限り、

①皮は剥くっぽい

②うどは生で食べれるっぽい

ことがわかりました。

なるほど、生で食べれるならもうどうやっても食べられなくなることはないでしょう。

「うど レシピ」とかのワードでスマホ検索してレシピ探して選んで、とか正直めんどくさかったので、この文面と自分の本能を信じて「うどのみそマヨネーズ和え」を作ってみることに。

うどの皮を剥くには、結局包丁が一番ラクで綺麗

とりあえず皮を剥いてみることにします。

でもね、ちょっと聞いてくださいよ。

基本的に皮むきってめんどくさいじゃないですか。

僕は特にじゃがいもの皮むきってのが絶望的に嫌いでして、カレーにじゃがいも入れるにしても皮付きのまま投入したりするレベル。

あのガッタガタの側面にそってピーラーを走らせなければいけないと思うとゲンナリしちゃうんです。

そもそも皮むきとか生産性がない。
料理の負の側面しか感じない。

毒を喰らわば皿までって言うじゃない。
野菜食うなら皮まで食べればいいじゃない。

とはいえ「皮付きのままでは激マズ」というものを皮付きのまま食べるのは食材に対して申し訳ない。

そんなわけで、なるべくラクにうどの皮を剥く方法は無いものかと試してみました。

うどの皮を指で剥いてみる

とりあえず、器具を何も使わず指で向けないものなのかチャレンジしてみます。

指で剥けるなら洗い物も出ないし、こんなにラクなことはないですからね。

意外とツルッと剥けてきます。

フキと同じような感じで、繊維に沿ってスススッと剥ける。

おっ、これは指だけでスルスル剥けていくやつか!?

ニンマリしたのも束の間、途中で繊維が途切れ、切れてしまいます。

パッケージ裏に「皮はきんぴらに」と書いてあるくらいなので、もっと先から先までスルスルっと剥く方法があるはず。

うどの皮をピーラーで剥いてみる

続いては文明の利器「ピーラー」を使ってみます。

写真のように、ある程度皮の形を保ったままスルスルと剥けました。

しかし、途中の結節のようなところを乗り越えて剥くことはできず、こちらも途中で皮が切れてしまいます。

 

別にいいんですけど、根っこのほうの皮が完全におっさんのスネなんですけど。

明らかにスネ毛生えてるじゃないっすか。

これをきんぴらに?

うーん、ちょっと遠慮しておきます。

うどの皮を包丁で剥いてみる

んで、最後に試したのが包丁。

うん、いい感じ。

これなら結節も気にせず剥いていけるし、皮もある程度の太さ、長さを保ったまま剥くことができます。

やっぱり最後に頼りになるのは包丁さんだなあ。

うどはアク抜きが必要だった!酢水でアク抜き!

こんな感じに、綺麗に皮を剥くことができました。

右上にあるのは根っこの部分なので捨てます。

左上にあるのは皮なんですが、毛の生えたおっさんのスネをビンビンに感じるところもあったし、ちょっとこちらも捨ててしまいます。

今回使うのは真ん中にあるいわゆる「身」の部分と「穂先」部分。

ここまできて

これ、本当に生で食べれるのかな

と心配になったので少しかじってみました。

おお……シャリシャリしてて……なんか辛い……?
遠くにショウガっぽさを感じて……。
うん、美味くはない。

え? 美味くないの?

これ、みそマヨネーズと和えるだけで大変身するものなの?

と、不信感でいっぱいになりながらシャリシャリ食べていると、ふと、うどのパッケージが目に入りました。

 

 

 

調理の前に酢水にさらしてアク抜きを

 

ですよねーーー!!!

10分ほど酢水でアク抜きをしたら見違えた。

そんなわけで酢水でアク抜きをすることに。

そのまま酢水に入れるよりは、刻んでからの方がよくアクが抜けそうだったので刻んで酢水へ。

どれくらいの時間浸けておけばいいかわからないんですが、まあ10分で大丈夫っしょ。

 

その間、とりあえずハイボールを作って飲んでました。

今、地味にハイボールにハマってまして、いろんなウイスキーでハイボールを作ってみたりしています。
今回使ったのは「SUNTORY WHISKY WHITE

今調べてみたら、国産ウイスキー第1号だったのね、これ。
「白札」と呼ばれて親しまれていたんですって。

貧乏人なのであまり高価なウイスキーは買えないんですが、サントリーホワイトは結構コスパ良いんですよね。
安いくせに美味しい。
僕の中で同じくコスパ良好ウイスキー「バランタインファイネスト」と双璧をなしています。

スッキリとした飲み口で、炭酸水で割ってレモンを落とすとレモンの爽やかな香りの中にウイスキーのほのかな甘味が感じられてかなり美味い。
お気に入り。

バランタインと比べると置いてあるスーパーが少ないイメージがあるので、発見したら是非手に取ってみてください。

 

そんな話をしているうちに10分経過したので、酢水から上げて再度味見をしてみます。

おっ、これは凄い。
当然だけど、エグミが全くなくなってすごい食べやすくなってる。

瑞々しくてショキショキしてる。

これならいける!

混ぜるだけ!うどとツナのみそマヨネーズ和え

そんなわけでようやくうどの下処理が終わったので、他の材料と混ぜていきます。

うどのパッケージ裏には「酒蒸しした鶏肉と和える」と書いてありましたが、うちに鶏肉ないですし、そもそも酒蒸しとか面倒くさくてやりたくない。

ということで油を切ったツナで代用します。

調味料も「白味噌、しょうゆ、マヨネーズ」と書かれていましたが、うちに白味噌はないので普通の合わせ味噌を使用。

分量は

  • みそをティースプーン山盛り1杯
  • マヨネーズの蓋をとり、握手くらいの力で1秒握った量

すいません、めちゃくちゃ適当にやりました。

味見してみて「これだ!」って味になったらいいかなと。

この段階で十分な味になったので、醤油は省きました。

 

これらを混ぜて、盛り付けます。

 

完成!

ツナの旨味とマヨネーズのまろやかさの中に、うどのほのかな苦味とショリショリとした食感。
うん、ハイボールが進むやつです。
美味しい。

ちなみに穂先は熱を加えたほうが良さそうだなあと思ったので、卵とひらたけとあわせて、しょうゆ炒めにしました。

 

こちらも美味しくできました。

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よく知らない食材をよく知らないまま料理するのは楽しい

今回、うどという僕の中での未知の食材をパッケージ裏のヒントのみで料理してみたんですが、楽しいですね。

スマホと高速回線によって、必要な情報はすぐに手元で調べられる時代。

それはとても便利で素晴らしい環境なのですが、「レシピ通りに作る」というのはイコール「こうしなければならない」となりがちです。

今回は「生のまま食べられる」という情報を信じつつも、本当に生で食べられるのか? と疑い、結果「アク抜きが必要」という教訓を得ることができました。
まあ、普通にパッケージ裏に書いてあったのを見落としてただけなんですけど。

しかし、途中でかじってみるという行動を取らなかったら、おそらくアク抜きせずに他の食材と和えてしまい取り返しのつかない事件に発展していたことだろうと思います。

自分の五感をフル活用しながら料理をする。

それは太古の昔から人類が行っていた行為であり、「どうやったら美味しく食べられるか」という創作行為です。

レシピという作られたレールをなぞるのではなく、自分の舌を信じて料理をする。

それは自由で楽しい時間になります。

みなさんも、扱ったことのない食材に出会ったら、最低限の情報は取得しつつも、是非自分の本能と対話しながら料理をしてみてください。

それはきっと、素晴らしい体験になるはずです。

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料理

Posted by たくろう