AirPodsProは耳から落ちないしiPhone、iPad使いならめちゃオススメ

2020年8月5日

AirPodsProを購入しました。

僕はむちゃくちゃアナログな人間で、今まで有線のイヤホンしか使ってきませんでした。

だって「いつでも常に音楽を聴いていたい！」みたいな音楽狂じゃないですし、音質だってそれほど気にしない。
別に有線イヤホンでも良いんじゃない？
そう考えていたんです。

確かに有線イヤホンを使い終わった後くるくるとまとめて雑にカバンにぶちこんでいたので、年に２回くらい断線してしまい、不便に感じることはありました。
それでもまあ通勤中に音楽が聞けないくらいで死ぬこともないし別にいいかと。
NoMusic、NoLifeって人間でもないからいいかなと思っていました。

そんな僕が、AirPodsProを購入。

どうした、何があった。
なんでそんな高い買い物しちゃったの。
そして購入結果はどうだったの。

それをこれから説明していきたいと思います。

まああの、ザックリ結論を言ってしまうと、買ってよかった。

AirPodsPro、大満足でした。

僕が感じたAirPods Proの魅力

有線イヤホンひとすじだった僕が何故AirPodsProを買おうと思ったのか。

まあぶっちゃけ単純に

「AirPodsProってカッコいい！」

と思っちゃったんですよ。

え、カッコよくないっすか。
あれ？　カッコよく、ないですか？

いや、カッコいいっす。
絶対カッコいいっす。
スタイリッシュっす。
エモいっす。

AirPodsProは間違いなくカッコいいんですけど、購入に至ったのはもちろん「カッコいい」という理由だけではありません。

左右のイヤホンがそれぞれ独立している
カナル式なら耳から落ちないんじゃないか
iPhoneとのペアリングが秒らしい
ノイズキャンセリングがすげーらしい
外部音を集音したりするらしい

こんだけあるの。
AirPodsProの魅力、こんだけあるの。

左右のイヤホンがそれぞれ独立している。

僕はいつのまにか疲れていたんです。
有線イヤホンに疲れていたんです。

使う時にわちゃわちゃっとなっている線。
大した手間ではないとはいえ、毎回毎回それをほどく作業。
ううん！　ってなるこのストレス。

有線なので当然イヤホンから線がブラブラと出ています。
電車に乗っている時なんかは、この線が耳とポケットに入れたiPhoneが他の人のカバンなんかにひっかからないか気をつける必要があります。
ひっかかってビーンってなってイヤホンがグンッてならないように気をつける必要があります。

使い終わったあとは「なんとなく束ねておくけど、どうせ次に使うときにはまたわちゃわちゃになってるんだろうなあ」と絶望感を感じながらカバンへしまう。

もうこれに疲れたんです。
有線に疲れたんです。

僕はワイヤレスにしたいんです。
有線から解放されたかったんです。

なのでワイヤレスとはいえ、あの落下防止のために首の周りにひっかける線みたいなのがついてるのは嫌だと。
左右のイヤホンがそれぞれ独立していてほしい。

そこでAirPodsProですよ。
AirPodsProは左右それぞれ独立しているわけですよ。
線なんか全然ない。
「私、独りで生きていくから」って気概を感じるほどに独立してる。
強い。
カッコいい。

これはもうAirPodsProしかないんじゃない？

カナル式なら耳から落ちないんじゃないか？

今までのAirPodsは、インナーイヤー型。
従来のApple純正の有線イヤホンと同じ方式の、耳に入れる部分がつるんとしているものでした。

このApple純正有線イヤホンって、iPhoneを購入すると１つ付属してくるんですよ。

Apple純正イヤホンって、音質が良いという評判だったんですね。
マイクも付いているのでポケットにiPhoneが入っていてもそのまま通話もできる。すげえ。これはぜひとも使ってみたい。

そんなわけでApple純正イヤホンを装着してみたんですが、あのね、すぐ耳から落ちるわけ。

普通に耳に装着するじゃないですか。
そのまま微動だにしなくてもですね、30秒くらいするとズルンと落っこちるんですよ。
ありえなくないっすか。動いてないですよ。地蔵みたいになってても落ちるんですよ。ありえなくないっすか。

歩きながら使うなんてもってのほかですよ。
秒で落ちますからね。

なんだ、僕の耳が悪いのか。
僕の耳って穴がないのか。
それくらいのレベルでボトボト落ちる。

というかそもそも耳に全然フィットしないもんだから、最大音量で音楽流してもめちゃくちゃ小さく聴こえる。すげえ遠い。まだ無邪気だったあの頃。三輪車に乗って母と一緒に散歩していたあの時の記憶くらい遠い。泣きそう。

しかし、AirPodsProはカナル式。
カナル式とはイヤホンの先端にイヤーピースと呼ばれるシリコンみたいなパーツを耳の穴にグッと入れ込む方式になります。

僕が今まで使用してきた有線イヤホンもカナル式。
このカナル式が僕の耳にフィットしなかったことは1度もない。

おっ、これは希望が持てるんじゃないか。
動かなくても落っこちたり、音楽を聴こうとしたらあの頃の遠い記憶が蘇ったりしないんじゃないか。

いやしかし待て。
相手はあのAppleだ。大企業Appleだ。
Appleからみたら僕なんて眼中にない、そこらのカタツムリにすら劣る程度の些末な存在だ。
きっとあいつらからしたら「耳からイヤホンが落ちて使えない？　ふぅん。死ねば」くらいの扱いだ。多分塩とか掛けてくる。
カナル式であっても僕の耳から落ちる作りになっているかもしれない。
カナル式というだけで安易に購入してしまうのは危険だ。

ということで近所の電気屋さんにお邪魔し、AirPodsProを装着させてもらいました。

あっ、落ちない。
動かなくても落ちないし、歩いても落ちない。
音楽を流すことはできないのであの頃の遠い記憶が蘇るかどうかはわからないけど、このフィット感なら大丈夫でしょこれ。

これはもうアレじゃない？
AirPodsProしかないんじゃない？

AirPodsProはiPhoneと秒でペアリングしてノイズキャンセリングが凄くて外部音の集音までするらしい

もうカナル式で耳から落ちないって時点でかなり購入意欲テンアゲなんですが、その他にも僕の琴線を爪弾く機能がてんこ盛りらしいんです。

同じApple製品ってことで、AirPodsProの入れ物を開くと秒でiPhoneとBluetooth接続ができるので面倒な設定が必要ないとか、ノイズキャンセリングをオンにすると深い瞑想状態に至ったときと同じくらいの静寂の世界を手に入れられるとか、逆に外部集音機能をオンにするとイヤホンをしていないかのように外部音が聴こえるようになるとか、AirPodsProを買ったら女の子からめちゃくちゃ言い寄られるし大金は舞い込むしもうウハウハ！　とか、ごめんなさいこれは嘘なんですけど、とにかくすごい機能がてんこ盛りらしいんです。

これはもういよいよアレでしょ。
AirPodsProしかないでしょ。

AirPods Proは見込み通り素晴らしかった

そんなわけでAirPodsPro、買いました。

いや、良いですわ。
見込み通りの働きですわ。

電気屋さんで試した通り、カナル式なので動いても何しても全然落ちない。
イヤーピースもS・M・Lの3種類ついてくるんですが、Mで十分全然落ちない。

ちゃんと耳にフィットしているかどうか確認する機能もありますし、安心感が半端ない。

AirPodsProさん、マジで秒でiPhoneさんとペアリング

「AirPodsProは開いたらすぐにiPhoneとペアリングするから面倒な設定は不要」ってきいていたんですけど、そんなにか？　って思いますよね。そんなにすぐに同期するか？　って。

ペアリングってのは要は接続じゃないですか。
いくら同じApple製品だからってそんなにすぐ接続するかって話なんですよ。

どんなイケメンだってですね、例えば佐藤健だって接続するのにはある程度時間が必要じゃないですか。
知り合って、ある程度親密になって、デートをして、それからまあ、あの、接続、みたいなことになるわけじゃないですか。

それがAirPodsProはなにか？　箱をパコッと開くだけでiPhoneと接続するんか？　って。

「君が僕のiPhone？」
「ええ、あなたは？」
「僕はAirPodsPro。君と出会うために来たんだ」
「接続」

ってなるか？　って話なんですよ。

うん、なった。
マジで箱開いたらすぐ接続だった。

イケメンすぎるでしょAirPodsPro。

AirPodsProさん、ノイズキャンセリングで我々を静寂の世界へ誘う

そして注目のノイズキャンセリング機能。
僕のiPhoneと秒でペアリングしたあと早速使ってみたんですが、これやばいっすね。

使うと本当に外部音が消音されます。
全く聴こえないとはなりませんが、ほとんど気にならないレベルになります。

例えば扇風機の音なんかは聴こえなくなりますし、道路を歩いていても遠くを走る車の走行音なんかは聴こえなくなります。

AirPodsProのこのノイズキャンセリング機能ってのは、内蔵された２つのマイクによって外部ノイズを取り込みつつ打ち消しているとのこと。そして常にノイズキャンセリングを最適化するため、ノイズの検知を毎秒200回やってるんですって。

200回ですよ、200回。毎秒200回ですよ。
恐ろしく早い検知。俺でなきゃ見逃しちゃうねって言いたくなりますよ。

そんな恐ろしく早い手刀みたいな検知によって行われるノイズキャンセリング。
この機能によって、マジで静寂の世界へ連れて行かれます。
瞑想の世界みたいになる。
AirPodsProさんによってアンナマヤ・コーシャを侵食されてディヤーナに入り込みシャンティを得てユジュしそう。
何言ってるかわからないと思いますが僕も何言ってるかわかりません。

聴こえなさすぎて逆に危ないレベルなので、外を歩いている時に使う際は必ず「外部音取り込みモード」にするべきですね。

こちらのモードにして少し音楽を小さめにすると、車の走行音なんかにも問題なく気づくことができます。

AirPodsPro＋iPad＋アマゾンプライムビデオが最高

素晴らしいワイヤレスイヤホンであるAirPodsPro。

もちろん音楽を聴くためでもあるんですが、本当に使いたかったシーンというのは実はiPadで映画を観る時なんです。

僕はよくアマゾンプライムビデオで映画を観るんですが、どうせ映画を見るならやっぱり集中して観たいじゃないですか。
集中するに当たって雑音ってやっぱり邪魔なんですよね。ノイズなんです。
そこでAirPodsProですよ。

AirPodsProのノイズキャンセリングを使って、文字通りノイズなしで映画に没入できるわけですよ。泣いたり笑ったり、感動したりが思いのままなわけですよ。そう、AirPodsProならね。

その他にも、僕は酒を飲みながらYouTubeを眺めながら晩御飯を作るのがほぼ日課になっているんですが、そのときにもAirPodsProが大活躍。
AirPodsProはワイヤレスだから動きを制限されることなくYouTubeの音声を聴くことが出来ます。
外部音取り込みモードで料理の気配もわかるし、マイクも付いているんで「HeySiri、5分タイマーして」も思いのままなわけですよ。
僕の日課がかなり快適になったんです。
そう、AirPodsProならね。

どうっすか。
めっちゃQOLアガりそうじゃないっすか。
クオリティ・オブ・ライフアガりそうじゃないっすか。
AirPodsProでアガりそうじゃないっすか。

え？　映画は恋人と一緒に見るからイヤホンしない？
え？　料理は恋人と一緒にするからイヤホンしない？

ふぅん。

じゃあ買わなきゃいいよ！！！！