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熱が出たときのあるある6選

熱がでたときあるある

こんにちは、たくろう(@nuluto_blog)です。

最近、というかここ3日間くらいの話なんですけど、マックス40℃の高熱を伴う風邪を患い、生死の境を彷徨っていました。
まあ生死は大げさなんですけど、控えめに言って鎌倉時代くらいなら死んでるんじゃねえかなとは思いました。

そんなギリギリの環境の中、病魔と闘いながら「ああ、なんかこの『熱が出たときあるある』ってあるなあー」と思いついたので、快復した本日、早速書いてみました。
ほぼ日記なので皆さんの役に立つ情報は一切ございません!
ヒマでしょうがないからアジサイの花びらの数を数えてます! とか、今現在高熱と闘っています! というような方は暇つぶしに読んでみて下さい。

 

ことの始まりは3日前の木曜日でした。
朝、というか朝方にふと気づいたら喉が物凄い痛い。
「あーこれ風邪かー。喉からくる嫌なタイプのやつだー」とちょっと絶望。
せっかくの休日だったのにもうのっけからブルーですよ。

熱はあるのかなととりあえず熱を測ってみると37.0℃。うぅん、微妙。
トローチかなんかで凌いでたらそのうち治まるかなあ。いやでもトローチの残りあんまりなかったからどっちしにても処方してもらったほうが良いかなあ。
なんて考えつつゴロゴロしてから、家の近くの病院へ行ってみました。

あるある①まず病院に行く気がしない

僕の行ってる所は小さな町のお医者さんなんですけど、まあ結構評判が良いんですよ。
僕としては診療内容がどうというのはよくわからないんですが、患者さんを捌いていくスピードがかなり速いんですよね。
普通の内科病院の3割増しくらいの速度で患者さんが処理されていく。
これは結構患者としては心強いものがあります。
例えば今回の僕のように「行かなくても大丈夫かなあ……でもまああの病院ならそんなに待たされないし、サクッと診てもらおうかな」となったり、逆にめちゃくちゃ体調が悪くて「んほおぉっ! おねつっ! 38℃! しゅごっ! あついいぃっ! 体があちゅいっ! アタマがフットーしちゃうよぉっ! ンオッ!」とかいう状態でも「でもまああの病院ならそんなに待たされないし、サクッと診てもらうおかな」と少し冷静に考えることができます。
ほんと病院は回転率が命。実際回転率で助かる命もあるんじゃないか。命も回転するんじゃないか。回転することで命が、何言ってるんだこれ。

そんな回転率で命を支える偉大な町医者のお世話になってみたんですけど、診察内容も別に雑というわけでもなく、普通の問診をしてくれます。
「今日はどうしました?」「あー、じゃあ喉見ますね」「あ、扁桃腺すっごい……///」「ばい菌入っちゃったみたいなんで菌を退治してくれるお薬を出しますね」「他に症状はあります?」「お熱は?」「じゃあ一応解熱鎮痛剤出しておきますね。お大事にしてくださーい」
こんな感じ。
他のお医者さんと大差ないのにあの回転率。素晴らしいと思う。
丁寧に患者さんの話を聞いてくれるとか、問診をしっかりしてくれるとかももちろん大事ですけど、世のお医者さんにはもっと回転率を重視して欲しいと思うんです。じゃないとマジで病院か老人カフェかわからなくなっちゃう。

あるある②受診が終わってから容態が悪化

そんなわけで鬼の回転率の病院受診を終えて、その足で薬を貰いに薬局に行くわけなんですけど、なんか様子がおかしい。
明らかに病院にいたときよりも体がだるい。シンドイ。
しかもその薬局はまあ小さいってこともあるんですけど、ソファが2つしかないんですね。
ギッチギチに詰めれば9人座れるかなってソファなんですけど、まあ見事な間隔で6人座っているわけですわ。
わかります? 座ろうと思えば座れるんですよ。パーソナルスペースを無視すれば座れるんです。ATフィールドを無視すれば座れるんです。でもほら、なんか、わかりますよね? 座れるけどなるべくなら座りたくない的な間の空け方。完全にあれなんですよ。
まあ30分とか待つモンでもないだろうと思って立っているんですけど、明らかに体が重たくなっていく。頭も痛いし若干体も熱い、いや、あちゅいっ! ってなってくる。うん、体調が悪いです。
ふらふらしながら立ったままスマホとか見て時間を潰すんですけど、頭が痛いからスマホ見てるのすら辛い。横になりたい。寝たい。
そんなことを考えてるうちに薬が用意されて呼び出されるんですけど、またなんか意味不明に薬剤師さんの問診があるんですよね。

この問診も薬に特化した話で「この薬はこういう効果でこういう副作用があるから注意してね」とかそういう話ならわかるんですけど、何故か「今日はどうしました?」とかきいてくるの。
は? ですよ。
こっちは医者にいって処方箋貰ってきてるってのに今更薬剤師の君に「いやー実は喉が痛くて」とかイチイチ言う意味がわからないわけ。
抗生物質と解熱鎮痛剤と胃薬出されてるんだから「ああどっかがウイルスにやられて熱でてるんだな」って理解してるでしょ? こっちはシンドイわけ。そんなプレイに興じてるほど元気じゃないわけ。君がどうしちゃったの? って話なわけ。

今考えれば、というか体調が普通のときに考えればダブルチェック的な意味で必要なことではあるなあとは思えるんですけど、シンドイ時はとにかくもう横になりたいしか考えられないわけですよ。余計な手間を取らせないで欲しいわけです。

そして不安になるのが、受診の時の「お熱は?」って質問に「37.0℃くらいっすね」とか応えてしまったこと。
今、絶対37.0度どころじゃない熱がある。完全に頭がフットーしそうだもん。やばいやつだよこれ。なんなら返す刀でまた受診しても良いくらいだよ。燕返し! とか言ってまた先生んとこに行ってもいいくらいだよ。こんなわけのわからないこと考えちゃうくらいやばいやつだよ。もうほんとすぐにでも横になりたい。
だって薬局の帰りにふらふらだけど何か食べないと薬飲めないし、どうせなら鍋焼きうどんが食べたいと思って小さいスーパーに寄ったんですけど冷蔵コーナーの冷気が強すぎて10秒と耐えられず退店しちゃったからね。絶対熱があるやつだよこれ。

あるある③熱が下がればとりあえず仕事できるだろ感

そんでふらふらしながら家に帰り着き、意気揚々と熱を測ってみれば完膚なきまでに38.0℃ですよ。
いやーあるなー、あるだろうなーとは思ってましたけどここまでサックリと体温計に38.0℃が表示されると逆に清清しいですよね。そっか! そうだよね! ってなりますよね。
熱のせいかスマホの見すぎか、恐らくその両方なんでしょうけど頭痛がすごいですし、喉もガリガリに痛くて唾も飲み込むのが辛い。体も熱いし頭がボンヤリする。そりゃ38℃あれば人間こうなるよね! って話ですよ。

とりあえず今日はもともと休みの日だから良いとして、明日あさってと仕事があるんだけどどうしようとボンヤリとした頭で考えます。
僕は介護の仕事をしていてシフト制で、明日は遅番、その次は夜勤の予定でした。
夜勤は17時間という鬼の拘束時間を誇る2日間にわたる勤務でして、それだけにここに穴をあけると他の人に絶大な迷惑をかけることになります。
つまり、夜勤に標準をあわせるためにとりあえず明日を休むという選択肢が1番迷惑をかけないパターンとなるわけです。
悲しいですよね。38℃の熱を出した人間が2日後に夜通し働けるかどうかを悩まなければならない。本当に介護の闇は深い。
まあとりあえず会社に電話でもしてみるかと連絡を入れます。
文章だと結構サックリ「電話するかー」ってなってますけど、この間本当に電話したくなくてしょうがなかったですからね。
いや、別に上司にこのことを報告するのが苦痛とかではなく、本当もう単純に体調が悪くて人と話をしたくなかった。まじでこういうときってLINEとかで報告させてくれないかな。なんなら体温計の画像も添付するからさ。
そんな感じでうめきながら何とか上司に電話したんですけど「うーん、明日の朝また連絡して」ですからね。「明日になったら熱が下がってるかもしれないじゃん」ですからね。
まあそうかもしれないですけど、これ、この体調の悪さからして、明日の朝になったからと言って熱が下がっている気がしない。ワンチャン熱が下がったとしても「スッキリ元気! 黒酢にんにく!」みたいになってる気がしない。
まあとりあえず「ソッスネ。また連絡しまスー」みたいなこと言って体を休めることに専念することにします。

あるある④食後薬を飲む前に食べなければいけないのが辛い

こういうときに処方される薬って、大体「食後薬」じゃないですか。
とりあえず薬を飲まないといけないってことで何かを食べなければいけないんですけど、これがまた辛いんですよね。
特に今回のような喉からくる系の病では、まず唾を飲み込むことすら辛い。なんなら水も飲みたくない。そんな状況なんです。
今回僕が処方された薬の中にロキソニンという薬がありまして、この薬は鎮痛解熱剤と言われ「炎症を抑えて痛みを和らげ、熱を下げる」効果があります。つまりこの薬を飲めばある程度喉の痛みが緩和されるんですが、この薬を飲むためには痛みに耐えながら何かを食べなければいけないというジレンマが発生するわけです。どう考えても緩和されてからご飯食べたいじゃないですか。どう考えても心から先に飲みたいじゃないですか。
まあこのロキソニンという薬は胃がめっちゃ荒れるという副作用がありその副作用軽減の為の胃薬も必ず一緒に出されるので、ワンチャンこいつを一緒に飲んでしまえば食前だろうが後だろうがええんちゃうんかいとは思うんですけど、いかんせんロキソニンの副作用はかなり強めといわれているのでなるべくなら何かモノを食べてからにしたい。でも喉が痛い。辛い。
結局冷凍うどんが残ってたんで、こいつを温めて食べました。喉が痛すぎて1本1本慈しんで食べることになりました。「喉越しがイイ!」とか言ってる場合じゃない。今は喉越しは危険だ。美味しいは美味しいかったんですけどね。

あるある⑤声がでちゃう

うどんを食べた後薬飲んで寝てたんですけど、ふと気づくと夜だったんですよね。
昼過ぎくらいから寝てたと思うんで5、6時間寝てたんだなーとか思ったんですけどなんかもう体中が汗でビッチョビチョなんです。しかも体がめっちゃ熱い。でも抹消は冷えてて自分の手を額とかに当てると冷たくて気持ちいい。でも寒気がして布団1枚じゃたりない。喉が渇いてるけど起き上がるのがめちゃくちゃシンドイ。完璧な病人。試しに熱を測ってみると39.3℃。アツイ。
なんかこういうときって、苦しさからか常時溜め息みたいな呼吸になって、その溜め息の更に辛いバージョンみたいな感じで「溜め息+声」の呼吸になっちゃうんですね。「ハァー、ハァー」が「ぁあー、あぁぁあー」って声がでちゃうんですね。もう水飲むのもしんどいし喉が痛いしで、水飲むだけで「んぁああー」ってなるし、ガチで呼吸するだけで「はぁああー、んはぁあー」とかってなっちゃう。ご近所さんに「あらやだお隣さん何かケモノの飼育を始めたのかしら」って思われちゃう。ダメだ、シンドイ。薬飲まなきゃ。
結局家にあるものといったら冷凍うどんだったので、再度こいつを温めて食べました。ズルズルすすってはほんとケモノのように「んああはああー」「うんなああああー」とか言ってた。「うまー(美味)」なのか「うなあー(錯乱)」なのか自分でもよくわからなかった。

あるある⑥仕事が休めると分かると病状が回復する

そんなわけでうめきながら夜を明かし、朝になって満を持して検温したところまさかの39.7℃。おいおいこれじゃ40の大台にのっちゃうぜ。まいっちゃうな、次の夜勤も危ういよ。とか思いながら朦朧とした頭で職場へ連絡を入れました。
「いやもう今日は間違いなく無理としても、明日の夜勤もこれやばいっすよね。仮に明日になって熱が下がりましたって言っても、前日まで40℃近い熱があったやつと夜勤とか相方が嫌でしょ(僕の職場の夜勤は1フロア2名体制です)。誰も幸せにならないやつっすよ」
「うーん、そうだねえ。まあ無理だろうねえ」
「とりあえずまた夜に連絡しますけど……」
「はあい」
という心温まるやりとりを経て、地獄の冷凍うどんを食して薬を飲んで休んでいました。
ふと気づくと昼くらいになっていたんですけど、なんかやたら調子が良いんですよ。まあ頭痛と喉の痛みは残っているんですけどなんか調子が良い。あ、体が熱くないんじゃね? ということに気づき熱を測ってみると36.5℃。めっちゃ平熱。
すごい。仕事行かなくていいってだけでこんなに病状がよくなるの? そんなに仕事がストレスだったの? っていうか理由が何であれ朝に40℃近くあった熱が数時間で4度近く下がるとか逆に怖いんだけど。
そんな感じで恐怖を感じながらあいも変わらず冷凍うどんを食べて薬を飲んだんですけど、このときに「もうロキソニンいらないんじゃね?」という考えに至ったんです。そもそも先生からも「熱が下がったり痛みがなくなったらロキソニンは飲むのやめていいよ」といわれていましたし、僕自身あんまり薬をガリガリ飲むのが好きではない性分だったのでちょっとやめてみようかなと思い、抗生物質のみの内服にしてみたんです。

これが良かったのか悪かったのかわからないんですが、また夜まで寝てたんですけどなんかやたら調子が悪いんですよ。頭痛と喉の痛みはもちろんのことなんですけど、なんか調子が悪い。あ、体が熱いんじゃね? ということに気づき熱を測ってみると40.0℃。めっちゃ高熱。

もうね、ちょっとロキソニン飲まなかっただけでこんなにブリブリ熱が上がるんなら夜勤なんて絶対無理だよ。夜って熱上がりやすいって言うし、夜勤中に相方に40℃の熱出されたらもう仕事にならないもん。迷惑にしかならないもん。やめよう。休もう。

そんなような話を上司にしてですね「もー薬のんで寝るしかないね」と言わしめて夜勤分3日間の休み(※)が確定したわけです。
※僕の職場の夜勤は「夜勤入り」「夜勤明け」「夜勤明けの休み」で構成されており、基本的にこの3日間をもって「夜勤」となります。つまり、夜勤を休む=基本この3日間の休みが確定するわけです。

そんな紆余曲折があり今現在の本日になるわけなんですが、いやもうね、なんか申し訳ないんですけど、わりと元気なんですよね。昨日40℃出てた奴とは思えない。喉の痛みも軽減してきていて、外側から触ってもわかる扁桃腺の腫れも徐々に引いてきている状態なんです。
普通にこんなやってブログ書いてますしね。
いやでもほんと、昨日まではめっちゃしんどかったんですよ。ブログ書くなんて夢のまた夢。頭痛くてスマホも見れないし寝すぎて寝付けないし喉渇いても喉痛くて水も飲みたくないしっていう辛い状態だったんですよ。ほ、ほんとだって!
やっぱりこれ、休めるとわかると精神的に楽になって体調も良くなる現象なんですかね。

まとめ

ということであるあるネタに絡めただけで、僕が言いたいことを書きなぐるだけの記事を読んでいただいてありがとうございました!
や、やめて! アジサイの花びらの数かぞえてた方が良かったとか言わないで!

でもほんと、⑥仕事が休めると分かると病状が回復する ってやつは闇が深いなと思いました。
そこまで追い込まれてるつもりもなかったんですけどね……。

皆さんは僕のみたいにならないように気をつけてくださいね! 健康第一ですよ、ほんと!

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日記

Posted by たくろう