おしえて！ギャル子ちゃんのギャル子ちゃんが聖人すぎて辛い

2019年8月31日

こんにちは、たくろうです。

「おしえて！ギャル子ちゃん」という漫画があるのをご存知でしょうか。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
『おしえて！ギャル子ちゃん』（おしえてギャルこちゃん）は、鈴木健也による日本の漫画作品。WEBサイト『ComicWalker』（KADOKAWA）にて2014年6月27日から連載中。

雑誌『スケールアヴィエーション』（大日本絵画）にも番外編「映画もおしえて！ギャル子ちゃん」が連載中（2015年1月号〜）。

ギャル、オタク、令嬢の女子高生3人が織り成す日常漫画。教室内で女子の諸事情や普段の日常生活、細かいところなど、ガールズトークを繰り広げる話が大半を占め、クラスメイトの男子とも絡み、趣味などで話が盛り上がるほか、出かけた先で周囲の人物との会話も繰り広げる交友・トークシーンが多く盛り込まれている

公式サイトはこちら。アニメ化もされた人気作品です。

『おしえて！ギャル子ちゃん』公式サイト

ギャル子、オタ子、お嬢の仲良し三人組が繰り広げる、ちょっと刺激的な（？）ショートコメディ。鈴木健 ...

http://www.galko-chan.com/

comicwalker で結構な量を無料で試し読みできます。

で、ですね。

このおしえて！ギャル子ちゃんの主人公のギャル子ちゃんがですね、超絶良い人なんですよ。

もはや女神レベルで良い人なんですよ。
なんていうんですかね、もはや産まれてくれてありがとう。
存在してくれてありがとうレベルなんです。

毎ページコマ外にキャラクターの紹介のようなものが入っていて、そこにはギャル子ちゃんについて「やや毒舌だが、基本的には気の良いクラスの人気者」とか書いてあるんですが、ほぼ毒舌なのなんて見たことない。

クラスの男子に「乳デケーなやっぱ男に揉まれまくってるの？」みたいな、僕が会社で言ったら即日解雇待ったなしのセクハラを受けた時に「は？　マジうざいんですけどー。どっか行けバーカ」とか言うくらいですよ。こんなもんほとんどご褒美みたいなもんですよ。

しかも話数を重ねるごとにその程度の毒も吐かなくなる。

もう完璧な聖人に近づきつつあります。毒が裏返ったってレベルじゃない。

ギャル子ちゃんは料理が上手い

まずね、ギャル子ちゃんは料理が上手いんです。

日々のお弁当は自分で作りますし、両親の結婚記念日のためになんか手間のかかる料理も作ります。

お昼にカレーパンとか作ってきます。
世の中でカレーパンを自宅で作ったことがある人間がどれだけいるっていうんだ。

また、幕間で簡単な料理講座みたいなのが挟まれることがあるんですが、ここで紹介されていた「青菜野菜のオリーブ蒸し」が手軽でちょう美味しくてオススメ。

青菜であれば大体いけそうな感じなんですが、ほうれん草を使う場合

ほうれん草をざく切り
油を敷かず（くっつくようであれば少量の油を敷いて）フライパンへ
少し火が通ったらオリーブオイルをひと回ししてフタをする
蒸されたら上下を返しつつ塩コショウ
完成

というエゲツない楽さでめちゃくちゃ美味しくほうれん草が食べれます。
まじでオススメです。

ギャル子ちゃんはフラットな思考

ギャル子ちゃんはギャル子ちゃんだけあってギャルなファッションを好んでいます。
僕たちは身なりやその雰囲気で人間を判断しがちです。

偏見満載で言ってしまうと、ギャルっぽい格好をしている人は「頭悪そう」「ビッチ」「インスタ映えしか考えてない」という目で見てしまいがち。

そして僕のような陰キャからそういったギャルっぽい格好の人を見ると「見下されてる」「住む世界が違う」「ＡＶで見た」と、なぜか劣等感を感じて線引きし、近づかないようにしようと考えてしまいます。

僕のような陰キャはとにかく臆病で、自分に害があるかないか、を見分けようとします。

結果、身なりや雰囲気で「こいつは自分とは違う」と一線を引いて関わらないようにして、自分の殻に篭ります。

しかしギャル子ちゃんは基本的に誰とでも仲良く話をします。

ギャル子ちゃんの友達にオタ子という子がいるんですが、この子と仲良くなる時

「こないだはゴメンね。なんか変な絡み方しちゃって」
「オタクなの？それじゃあーなんでしょこーなんでしょってわかったようなフリしてさ」
「あたしだって、ギャルだからビッチでしょとか何だとか」
「そーいう決め付けがイヤだって分かってたハズなのにね」

「ギャルとかオタクとか…そーいうおっきなワク組に自分が分類されているからって、こうしなきゃダメこうでないとダメみたいなのがあるの、あたしはヤ」
「ギャルな女の子はオタクな子と仲良くしちゃダメ？」

という話をします。

もうこの時点で完全に女神です。

ファッションや外見で偏見を持つことなく、誰とでも仲良くしたい。
それは自分の好きなファッションをしているだけで、自分も偏見の目で見られることがあったから。

自分は誰も偏見の目で見ることなく仲良くしたい。

そんなフラットな思考を持てるのは、完全に強さだと思います。

ギャル子ちゃんは強い人です。