簡単おつまみレシピ：ふきを生食？ ふきサラダ【実働5分！】
「今日も仕事を頑張った！ 暖かくなってきたし春らしいもので晩酌したいな！」
なんて思っていたりしませんか？
そんな方に朗報！サクッとつくれて春を感じるおつまみレシピを紹介します。
もう正直、レシピと言って良いのかどうかすらもわからない、切って水にさらして盛り付けるだけ！
実働5分！
その名も「ふきサラダ」！
と、いうかぶっちゃけですね、「ＮＨＫあさイチ」で紹介されていた「ふきのサラダ」を作ってみたよという話なんです。
だってだって、ふきって必ず下茹でしないといけないものだと思っていませんでした？（僕は思ってました）
それが「茹でることなく水にさらすだけでアク抜きができるの？ しかも美味しいの？ ほんとに？」って思うじゃないですか！
こりゃあやってみるしかないじゃないですか！
実際やってみたところ、なんとまあ美味しいんですよ（笑）
しゃきしゃきとした食感と、ふき特有の風味と甘みでビールがすすんじゃいますよ！
材料の紹介
【食材】
ふき（2本くらい）
【調味料】
オリーブオイル（好きなだけ：大さじ2くらい）
塩（好きなだけ：ひとつまみくらい）
まじでこれだけです（笑）
調理スタート
とりあえずふきの皮をむきます。
長いからって半分とかに切ってからむこうとすると、手間が倍々で増えますので、長いままむくのがオススメです。
こんな感じで素手でつるつるっとむけます。
すべて皮をむいたらこんな感じに斜めに薄切りします。
そして水を張ったボウルに投入！
入れたばかりですと写真のようにすぐに水が濁りますので、適当にじゃぶじゃぶと2～3回水を変えて洗います。
そして綺麗な水にさらしてアク抜きスタートです。
「ＮＨＫあさイチ」のレシピでは「約10分間水にさらす」となっていますが、何回か作ってみたところ20分くらいはさらした方がエグみがなくて食べやすくなるかなと。
都合30～40分さらしても問題ありませんでしたので、ここまで作業したらシャワーでも浴びに行っちゃいましょう！
お風呂から出てくると、ふきのアクが抜けてこんなふうにクルッとなり、固くなっているかと思います。
そうしましたらザル等でしっかり水気を取りましょう。
「ＮＨＫあさイチ」のようにペーパータオルでふき取るのがいちばんですが、もう早く飲みたいので横着します（笑）
ザルでもしっかり目に水切りすれば問題ありませんでした。
あとはお皿に盛って、オリーブオイルと塩をふりかけましょう。
作業約5分！ 待ってるだけで完成！
はい、まじでこれだけで完成です！
しゃくしゃくしてて、春がきたなあって感じがしますよね！
一応、「ふきなんだからポン酢とか合うんじゃないかな」と思いましてそちらでも試してみたんですが、オリーブオイルと塩のほうがふきの甘みを感じることができました。
なので僕としてはレシピ通りオリーブオイルと塩がオススメです。
効能と注意点
ふきの香りや苦味はポリフェノールによるもので、抗酸化作用があり、動脈硬化予防や、免疫力を高めることによる風邪の予防も期待できます。
また、食物繊維を多く含みますので、便秘の解消も期待できます。
注意点としては、肝毒性の強いペタシテニンを含みますので、1度の多量摂取はやめておいたほうが良さそうです。
ただ、ものすごく多量をアク抜きもせず摂取すると危険ということであり、今回のようにアクをしっかり抜いて普通に食べる分には問題ないということです。
僕も普通に今回のレシピの倍量とかをしゃくしゃく食べてましたけど、体調不良などなく元気に酒を飲んでおります。
いかがでしたでしょうか。
毒性はありますが、アク抜きをして、銀杏と同じでいっぺんに多量摂取をしなければ、簡単でおいしいおつまみになります。
作業自体は非常に簡単かつ単純なので、この珍しいふきの食べ方をぜひ一度体験してみてください。