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そんなわけで僕は介護職を辞めた【呪】

こんにちは、無職です。
そんなわけで介護職を辞め、ついでに長野に移住しました。

そもそも長野って僕、縁もゆかりもない土地なんですよ。
地元は新潟ですし、親戚がいるわけでも友達がいるわけでもない。
強いていえばX(旧Twitter)のフォロワーさんがいるっちゃいますけど、そこまで絡んだことがあるわけでもない方や、もうXやってなかったり(旧フォロワー)して、まあ言うなれば他人ですわ。他人くらいいくら長野とはいえそのへんにいますわ。だからなんだって話なんですわ。それくらいなんの脈絡もない土地ですわ、長野。

なんでそんな未開の地長野に移住したのかっていうと、ひとえに妻が「長野に行くぞ」とか言い出したからなんです。それまで神奈川県の民だったんですけど、妻が「関東は地震が怖い」とか言って長野を指名したからなんですわ。
まあ確かにね、関東ローム層だとか南海トラフだとか関東直下型地震が来るだとか色々言われてますけど、僕としては「まあいつか来るだろうけどどうしようもなくねえか」って感じで「いつか死ぬけどそんなに心配しても」くらいのノリだったんです。
でもまあ妻が仰るのであれば逆らえないので「あ、そうなんすね。行きましょうか」的な感じで移住が決定しました。「は、わかりました」って感じでした。
でまあ会社が長野にも事業所展開してればそのまま異動みたいなこともできたかもしれませんがそんなわけもないので仕事も辞め、無事無職に、というお話ですね。

ただ、僕が常日頃から「仕事辞めたい」「死にたい」「帰りたい」ばっかり言ってたんで、それも考慮していただいた結果なんだと思います。
実際ほんと、介護職がイヤすぎてイヤすぎて、自分で言うのもアレですけどいよいよ若干病んでたんじゃねえかって感は否めなかったんですよね。

僕が働いていたのはいわゆる老人ホームってやつで、利用者さんが入居して生活していく施設でした。
基本的には「利用者さんの好きなことをして、好きなように生活してくださいね。僕たちはそのお手伝いをしますね」というテイなんですけど、まあなんで老人ホームに入るかって、例外はありますけど自分1人で生活できないからなんですよ。

例外の場合は「まだまだ元気に外出したりはできるけど、1人だと買い物して料理して食事をして薬飲んで洗濯して掃除して風呂入ってってやるのは大変だよね。そのへん全部やってくれて24時間見守りをしてくれるから老人ホームに入りましょう」ってやつですね。
それこそ「自由に生活してね。そのお手伝いをしますからね」程度の利用者さん。
この場合僕らが介入することはあまりないんですが、まあ気を遣いますよね。
食事中に大声出す利用者さんとかいれば「あぁ〜^^」ってなりますし。あとは基本的に老人なんで放っておけば筋力なりなんなり落ちていく一方なのでリハビリとか積極的に参加して欲しいんですけど「まあ考えておくよ」とか言われると「あぁ〜^^」ってなりますし。まあその人の人生なんで別にいいんですけど、それで認知能力が低下してきたりとか転んだりとかするとめちゃくちゃ面倒なんですよね。
リモコンの使い方がわかんなくなって「ゴルフを見たいのにTVが壊れた!」とか毎日言いに来るとかね。何度説明しても理解してくれないし、聴力も落ちてるから耳元でクソデカボイスで喋らなきゃいけないし。転んだりしたらその対策を考えるんですけど「積極的にリハビリに誘う」くらいしか対応策なかったりして、その対応策としてリハビリに誘っても「考えておくよ」って言われて「あぁ〜^^」ってなると。

逆の究極は寝たきりで胃瘻の方ですかね。
もう何も考えず言うと、このタイプの利用者さんの方が僕らの対応は楽ですよね。
食事はもう口からモノを食べることができないので、腹に穴開けて胃に直で管通して、看護師がカロリーメイトドリンク的なものを流し込んでいく。僕らは定時でオムツ交換して、床ずれしないように対位を変える。
ただ、これは利用者さん本人はかなり辛いんだと思います。大体の場合、認知能力が低下して話すこともできず、体も動かすことがないので関節が固まり拘縮していく。筋肉は無くなっていくのにカロリーだけは「摂らされて」いるのでブヨっとした体になっていく。口も動かさないからこまめに洗浄しないと口内が汚れでぎっとぎとになる。
拘縮防止としてマッサージというか関節を動かすケアはリハビリがやるんですけど、保険適用内でやる回数と時間じゃ全く足りないんですよね。

この二極の間にいる利用者さんの対応がまあめっちゃ大変というか面倒なんすよ。
自分の要求が通るまで食事中だろうがなんだろうがクソデカボイスで叫ぶ、数分間隔でトイレ要求コールして気に入らないと家族に電話してクレーム電話入れてくる、歩けないのに動こうとして転ぶ、「寒いから着替える」って言うから手伝ったら「暑いから着替える」とか言ってそれを繰り返す、「寒くなるような気がする。どうしたらいい?」とかそんなもん今が快適なら良いだろうがっていうようなことを数分おきにコールしてくる、この行動の対応を昼だろうが夜だろうが「利用者さんに寄り添って」していかなければならない。当然さっきの自立してる利用者さんと寝たきりの利用者さん、そしてその他の利用者さんのケアも同時にやっていかなければならない。
日中ならまあいいですよ。よくないけどいいですよ。でも夜なんて20人程度に対して介護士1人なんですよ。「利用者さんなんて夜は寝てるでしょ。1人で余裕でしょ」っていうお上の謎の勘違いのせいで、上記の精神汚染を受けながら定時排泄などの業務をこなし、朝には今度は起こさなければならない。目覚めさせて、トイレ連れてって、着替えて、リビングに誘導しなければならない。この行程を20人全員とは言わないまでも、⅔程度の人数はやならければならない。その間も精神汚染は続くわけです。もう本当にイヤ。イヤっていうか厭。厭ッ! 厭ッ! っていう真顔のちいかわがそこにいる。
起こし終わったと思えば朝の配膳を2人でやるんですよ。牛乳とお茶とおしぼりを出し、名前と本人を確認しながら個別のご飯のお供みたいなやつも同時に、咀嚼力が落ちてる利用者さんは食べ物をカット、嚥下能力が落ちている人の分はトロミを付け、認知力が低下してご飯で遊ぶような人には食べやすい皿に変え提供。食後のコーヒーも提供。食べ終わりに合わせて食後の薬を飲み込み確認しつつ提供。
自分で食べない人には横に付いて食事介助。これを夜勤ともう1人の2人でこなす。
食事介助なんて全く自分で食べず、ひとくちが小さく、飲み込みに時間がかかる利用者さんなんてほんとこっちが寝ますからね。一生終わらないからこんなもん。
「食べたくない」「もういらない」「お腹いっぱい」「ごちそうさま」「あなた食べたら」って言ってくるのを当たり障りなく返答しながらある程度食べるまでずっと口元に食べ物を持っていく仕事ですよ。わかるんですよ。食が細くなってしまうのはある程度しょうがないけど、それでも口から食べてほしい。食べてもらわないと弱ってしまう。「お母さん、おばあちゃんにはいつまでも元気でいてほしい。食べれるものを食べてほしい」わかります。言ってることはわかります。でもね、もういいんじゃねえかって思ってしまう。嫌そうな顔しながら仕方なしに食べてるのを見ると、もういいんじゃねえかって思ってしまう。

そうすると今度は看護師とかが「この利用者さん体重が落ちてる。食事量も減ってる。この高カロリードリンクを処方するから飲ませて」とか言ってくるんですよ。わかります。言ってることはわかります。でもね、同時に「水分も1日1200ccを目安に飲ませて」とか言ってくるわけ。高カロリードリンクってドリンクなんですけど「食事」ってカテゴリーで水分にはカウントしてはいけないんですよ。そうなるとそもそも頑張って1日800ccくらいしか飲まない利用者さんに対して更にその高カロリードリンク200ccくらいを飲ませていかなきゃいけないわけ。本人は口を湿らす程度ずつしか飲まないし、あんまりしつこくやると「もういい」っつって怒り出すわけ。もう詰んでる。

もうね「利用者さんの好きなことをして、好きなように生活してくださいね。僕たちはそのお手伝いをしますね」なんてのは幻想なんですよ。
朝だって「ゆっくり寝たい」って利用者さんもいるでしょうけど、正直自分でトイレと着替えを転倒のリスクなくできる人以外、ある程度こっちのタイミングで起きてもらうしかない。そりゃある程度考慮しますよ。しますけどこっちは20人程度を7時目安でリビングに送り込んでいないといけないわけですよ。そんな状況で「自分では何もできませんがゆっくり寝かせてください」は通らないわけです。仮にその利用者さんの言い分を聞いた場合、今度は配膳が遅れてその利用者さん以外の全員に迷惑がかかっていくんですよ。そこが遅れると今度は午前中に入浴する利用者さんのバイタルチェックが遅れていき、全てが後手に回っていく。
だからもう自分で完結できない利用者さんはある程度こっちのタイミングで起きてもらうしかない。例えばそれが朝4時半だったとしても。
日中にしたって「気軽に散歩したい」って言われたってスタッフの人数がいなきゃ付き添いもできないんですよ。これは僕らの都合だけでなく実際生活リズムを整えるって意味でもあるんですけど「昼寝したい」つったってその人が夜全然寝ない人なら昼間は起きててもらってなるべく夜に寝てもらうようにしなきゃいけない。「部屋でゆっくり過ごしたい」って言われたって認知能力が低下してて1人で部屋にいたら何するかわからない利用者さんだったらリスクがあるから見守りのできるリビングで過ごしてもらわなければいけない。
自立してる人以外「利用者さんの好きなように生活」なんてできないんですよ。もちろん僕らだってある程度は希望に沿うようにやりますよ。やりますけどスタッフの数が少なすぎてやろうにもやれないことが多いんです。朝の例と同じように、その人の希望通りにやると他に皺寄せがいきすぎる。

もう無理なの。その理念自体が無理なのよ。
僕らだってやりたいっすよ。歩けるけど認知の低下と転倒のリスクがある人が「自室のタンスを整理したい」とかね。人がいるならベタ付きでいくらでもやってやりますよ。「散歩に行きたい」って毎日足がモゲるほど行ってやりますよ。浴びるほど人がいるならね、利用者さん全員朝ゆっくり起こして回りたい訳ですよ。でもいないの。人がいないからそんなの無理なの。
でもそんな状態でも会社は更に人員を絞っていくみたいなことを言ってるわけ。「一回最低人数でシフトを作って、そこから肉付けしていくイメージでやりましょう」とか訳のわからないことをのたまうわけ。今がその最低人員なんですけど頭おかしいんじゃないですかって話なの。そんでその肉はどっから仕入れるつもりなのって話なの。

そんでその最低人員ってのはフルシフトできる正社員だけかっつったらそんな訳もなくて、パートだの派遣だのがスタッフの半分以上を占めてるわけ。パートなんか自分の好きなように休み入れてきて実質自分でシフト作ってるような状況で、会社もそれを許してるもんだから正社員がその穴を埋めていく感じで作らざるを得なくてその状況も腹立つんですけどそっからさらに月の半分くらい何かしらの会議があってそれは必ず出席しろみたいなことを言ってくるんだけど介護職以外は勤務時間内に出れるのに介護職は時間外に出るのが当然でしょおみたいな時間設定だったり日程だったりするわけ。そんなの腹立つじゃないですか。だからできる限りシフトの時間内で出席できるようにシフトを組むじゃないですか。そんな網の目を縫ってシフト作ってみれば気軽に「会議リスケになった」とかいうのイカれてるだろ絶対。いいよ、会議なくなるのはこっちだって願ったり叶ったりだよめんどくせーもの。だけどな、そっちの都合で気軽に会議なくすんなら「必ず出席しろ」とか言うんじゃねーよと。お前らが出席しろって言うからこっちは必死こいてシフト作ってんだよ。何が「リスケ」だボケが。こっちはシフトだっつってんだろリスケなんてありえねーんだよ。

パートもさあ、「もう歳だから」とか言って体重のある利用者さんの移乗ができないだの、情報共有ができてないだの、本来やるべき業務を「忙しくてできなかった」とか言って当たり前の顔してやらないだのと色々あるんですけどね、わかるよ、体力的にきついんでしょうよ、こっちもおっさんだからね、体力がなくなって厳しいのはわかる。だからね、厳しいんなら退いてほしいの。その枠を空けてくれれば新しいスタッフを入れられるのよ。こっちとしても会社に何度も言ってるのよ。この人は日常業務は厳しいからレク要員とか外出要員とかに回してほしいと。いいじゃない外出要員。毎日足がモゲるほど散歩とか行ったらいいじゃない。利用者さんと僕らとwin-winじゃない。本人もそのポジションを用意してくれるならそうしたいって言ってるのよ。そう何年も言い続けていたんだけど結局実現しなかったね。
まあその枠が空いたところで「募集はしてるんだけどねー、応募が来ないんだよねー。どうしたら来ると思う? そうだ! 現場が一番わかってるんだから君たち考えてよ。あ、こっちは外国人採用って策を取るから」とか言ってるゴミクズ人事だからもうどうしようもないんでしょうね。
海外の方7人くらいと一緒に仕事したんですけどね、あ、いいなって人はそのうち1人だけでした。まあソシャゲのことを考えればレア率バカ高いね。レアかどうかわかるまでしばらく時間かかるし、レアじゃなかったとしても使い続けるしかないんだけどね。武器をくれって言ったらひのきのぼうを渡される感じだよね。

まあ、そんな感じでグズグズと呪詛を吐いてきましたが、何がきつかったのかなって多分、僕は利用者さんがおしなべて嫌いだったんですよ。
みんな「かわいい❤︎」とか「この方が私の推しです❤︎」とか言ってたんですけど、僕はマジで理解できなかった。本当に全員嫌い、もしくはまあ普通くらいでした。
ただまあ、僕は以前から職場で「たくろうさんが一番好きな利用者さんは誰ですか?」って聞かれても「全員嫌い」っていうアウトレイジみたいな回答してて、それでも「嫌いなのにそんなふうにしっかり仕事するのすごいですね」って言われる程度には偽装できてたんですよ。「たくちゃん移乗上手いよね」とか、看護師からも「対位交換はたくちゃんが一番上手い」とか言われる程度には仕事はやってたんです。

ただ、好きでないどころかむしろ嫌いだなって人間を相手に粛々と言うことをきき続けることによって、自尊心みたいなものが蝕まれていってたと思うんです。人間は歳をとれば色々なことができなくなり段々わからないことが多くなる。僕らからしたら意味のわからないことでも利用者さんのなかでは理屈が通っている当たり前の行動。その人の本来の行動じゃなく、病気のせいでそうなっている。そういうのは全部わかってる。ていうか「その人の本来」ってなんなんだ。本来の自分がわかってる人なんてどれほどいるのか。というかそんな人いるのか。それもわからないくせに他人をつかまえて「その人の本来はそうじゃなかった」なんてことをなんで軽々しく言えるのか。全部ひっくるめてその人の可能性だってあるのに。
でもまあそれら全てひっくるめて理解した上で、嫌いだなと思う人間の世話をしていくということに限界を感じていました。

そして介護職以外の職種の奴らほど上記のように綺麗事と理想像を並べてそれを実行させようとしてくるんですよ。
いやわかります。それが彼らの仕事で、僕らは彼らのいうことを実行する仕事。それを理解した上で、そこでもやっぱり自尊心が蝕まれるというか、やっていることを否定されているという気持ちになっていたんですよね。
研修とかスキルチェックだとか、全部僕らは受ける側、やられる側。指摘でもなんでもされる側なんですよ。本部、看護、リハビリ、事務、営業、医療、口腔嚥下、こういった部署から本当にさまざまなことを言われて、さらに利用者さんから精神汚染を受けて、本当にもう死にたかった。本当にもう仕事をしたくなかった。

介護なんて成果がほぼわからない仕事で、ちょいちょいX(旧Twitter)で見かける介護アカウントのやつなんかは「こんなに『ありがとう』を言われる仕事はないんですよ」とか目を輝かせて言うんですけど、別にありがとうって言われたって何も嬉しくないんですよ。いいから夜寝てほしい。それだけなんです。
例えば「ありがとう」って言われた回数をカウントして「年間3000回ありがとうと言われたら給料1万円アップ」とかだったらまだいいんですよ。なんかしらの目標ができる。でもそんなのあり得ないわけで。
僕は部下の評価をする立場ではあったんですけど、優秀な部下の評価したところでその部下の給料が上がるかってのは僕の裁量じゃなく、僕の上司の裁量でもなく、何もわからない本部が決めることなんですよね。だから面談したって「評価してます。給料を上げたいから上に言ってはいるけどどうなるかわかりません」って言うしかない。なんだそれふざけてんのかって話じゃないですか。
そんで前期後期の目標設定って言ったってね、そんなもん設定のしようがないんですよ。例えば「レクリエーションを5回企画し実施する」くらいの実施回数くらいでしか設定できない。レクリエーションなんて企画ができたとしたって実施できるかどうかなんてシフトによるし欠勤でたらそれどころじゃないし、自分の裁量じゃない部分が多すぎる。なんとか頑張ってその目標クリアしたところで還元されるボーナスはバカみたいな金額ですよ。利用者さんの孫のお年玉の方が多いんじゃねえかってくらいなもんですよ。そんなものを餌にされてもこっちは食いつけないわけ。食ったところで味しねえんだもん。
そんな環境で頑張ってる部下がいて、でも僕がいくら評価したところで役職に就かないともう給料が上がらない。本人は「役職には就きたくない」って言ってる。そうなってくるともう評価ってなんなのって話ですよね。
上司としてその人に何もできない。無力感しかない。
僕だってもう何を評価されて昇進したのか全然わかんない訳ですよ。別に説明も前フリもなんもなく「来月から副主任だから」みたいな雑な振り方されて、上司に説明求めたって「まあ長いこと働いてるからそろそろ上げないと」なんていう「別にお前の能力を評価した訳じゃねえけどしょうがねえから上げたから」みたいな言い方されてね、生きていられる訳ないじゃないですか。頭から足の先までバカにされてるんすよ。死にたくもなりますよ。
副主任のひとつ上の職種が主任で、これ現場の最高位職種なんですけど、その職種も全然魅力的じゃないんすよね。主任だって結局部下の確たる評価権限もなく、マネジメントだけやればいいかというと全然そんなこともなくガッツリ現場をやり、更に事務や本部から意味のわからない会議をネチネチ入れこまれ、パートなりなんなりが好き勝手シフト希望入れてきてうまいこと現場シフトが回らなければ夜勤明けだろうが休みだろうが身を削ってその会議に出席しなければならない。
そんな仕事誰がやりたい? 何が楽しくてやってんのか本当に理解できない。仕事を頑張って昇進しようって気持ちにひとつもなれない。
そんで主任になったとして、その次のステップってもうないですからね。給料もそこでストップ。終わり。強いてそこから上に行くってなると施設長とかになるしかない。これもまたひとつも魅力的じゃない。全然やりたいって気持ちになれない。死にたい。

ゴミみたいな乱文になっててここまで読んでる人もいらっしゃらないんでしょうけど、あ、いらっしゃいますか? おはようございます。よろしくお願いします。

結局まあそんな感じで屈折13年くらい「利用者さん嫌いだな」「なんのためにやってるのかわからないな」「死にたいな」「辞めたいな」「帰りたいな」と思いながらってた時点で、僕は介護職に向いてなかったんだと思います。全然人並みの仕事ができない人間で、もう自分にできる仕事は介護くらいしかないなと覚悟を決めてやったんですけどそれももうダメでした。
冒頭でも言いましたが、「精神汚染されてる」とか「心がずたずたになる」と感じてる時点で、ある程度メンタルがやられてたんでしょうね。本当もう人と関わる仕事をしたくないと思いました。特に65歳以上とは関わりたくない。

ただ、介護業界でよく言われている「現場で派閥があって仕事がしづらい」とかはなかったと感じています。それは自分が派閥を作ってたからじゃねえかって話もあるかとは思うんですが、多分大丈夫だったと思う。わりとスタッフ全員仲良かった。
あとは給料についてもなんだかんだ言いましたけど、業界的には悪くなかったと思います。上を見たらキリがないし下を見たら絶望しますけど、まあ上の下、中の上くらいではあったと思う。

なので、なんで介護を辞めたのって話で言うとまあ一番の理由は長野に移住するからってのがあるんですが、介護の仕事でメンタルが病み気味になったからってのも確かにあります。
だからもう本当に介護はやりたくない。
やりたくないけどまあ生きるのに困ったらやれる仕事は介護くらいしかないんだろうなあと思うと本当に絶望を感じています。それなら死んだほうがマシなんじゃねえかな。でも極寒の長野に放り出されたら死にたくなくて介護やるんだろうな。生きるのってしんどいな。生きるのに疲れたな。

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日記

Posted by たくろう