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「宇崎ちゃんは遊びたい!」はキュンキュンしたい人にオススメ!

こんにちは、たくろうです。

すいません。おっさんのくせにキュンキュンしたいとか、字面とはいえほざいてしまってすいません。

今回は、今何かと話題になっている「宇崎ちゃんは遊びたい!」という漫画を紹介したいと思います。
(「赤十字献血ポスター宇崎ちゃん巨乳事件。TPOと言われればTPOが問題かもと思った」という記事を書きました)

例によって、公式サイトにて1話が試し読み無料なのでぜひ読んでみてください。

宇崎ちゃんは遊びたい! はラブコメディ

宇崎ちゃんは遊びたい! は目つきが悪く悪人顔と言われる大学生の主人公=桜井真一と、同じ大学の後輩であるヒロイン=宇崎花とのラブコメディです。

正直僕、恋愛マンガとか恋愛映画とか、恋愛ドラマとか恋愛が絡むメディアが苦手なんですよ。あ、恋愛の歌は好きなんですけどね。
何が苦手って、なんか駆け引きとかするじゃないですか。
どっちが告白するだとか、三角関係だとか、なんかこう、切なくなるやつが多いじゃないですか。

ああいうのダメなんです。切ないのが苦手。
だってなんか、切なくなるじゃないですか。こんなアホ丸出しの文章書いてるのも切なくなるんですけど、切なくなるじゃないですか。

切なくなるのは嫌なんです。
もっとこう、朗らかな気持ちでいたいんです。
メンタルをニュートラルかもしくはアゲ☆アゲで保ちたい。

そんな僕でも「宇崎ちゃんは遊びたい!」は読んでいてニッコリできる。
切なさとか皆無。

「私ヨシオの事が好き!」
「ごめん、アタイもヨシオのこと、諦めたくない」
「美和子……」
「アタイたち、今日からライバルだね……」
(カッカッカッ)
踵を返し、ヒールを鳴らしながら立ち去る美和子。

みたいな感じになるのは見ていて辛い。
恋愛で友情にヒビが入るとかなんかもう、読んでいて鬱になる。

宇崎ちゃんは遊びたい! はそういうの皆無。
なんかもう三角関係とかそういうのは別の世界のお話? ってくらい皆無。

ホンワカした気分で読み進められる恋愛漫画なんです。

主人公桜井くんはピュアで優しい真面目ぼっち

主人公の桜井真一くん
宇崎ちゃんは遊びたい! 公式サイト試し読みより引用

主人公の桜井 真一くんは見ての通り目つきが悪く、わりとひとりで過ごすのが好きな大学3年生。
ひとりで家でゲームしたり、ひとりでラーメン屋でご飯食べたり、ひとりで映画に行ったりと単独ライフを満喫しています。

読み進めていくとわかるんですが、宇崎ちゃんのことをウザいと思っていつつ、わりと優しく接しているんですよね。
バッティングセンターで腰を痛めた宇崎ちゃんのことを心配したり、映画を奢ったり。
あー、ウザいウザいと思いつつ、内心やっぱりまんざらでもないんでござるな! コポォ! ってなります。

そして、まんざらでもないと思いつつ、「家でゲームを一緒にしたい」という宇崎ちゃんの提案を「家に上げるのはちょっと……」と躊躇したりと、なんていうか、真面目なんですよ。
別に女として見てるとかそういうことではないんだけど、お前一応女じゃん、みたいな。
一人暮らしの男の家にそうやすやすと上げるのはちょっとアレじゃん。一応気を使ったりするじゃん、みたいな。

もうその時点で女として見ているアリよりのアリアリなんですけど、「違う。こいつとはそういうんじゃない」って考えてる、みたいな。
フォォオーゥウ! ってなりません? なんかこう、ヒューーゥゥウ! とか無駄に言いたくなりません?

初めて感情というものを学習したロボみたいな気持ちになりません?
コレガ……"コイ"……ピー……ガガ……。みたいになりません?
ロボのイメージが昭和初期ですけど。

もうね、ピュア。
純白。

ヒロイン宇崎ちゃんはピュアでウザくてカワイイ

宇崎花ちゃん
宇崎ちゃんは遊びたい! 公式サイト試し読みより引用

カワイイ……。

あっ、すいません。
ヒロインの宇崎 花ちゃんは見ての通りウザカワで少しばかり特徴的な胸部を有している大学2年生。
暇さえあればセンパイ=桜井くんに絡んでいく女の子です。

序盤こそ、単純に桜井くんをからかって面白がっている節があるんですが、読み進めていくと「あー、やっぱそうよねー」となります。
やっぱ宇崎ちゃんもまんざらじゃない方面の方よねー。
桜井くんのこと、嫌いじゃないしむしろ好きだけど、ってやつよね。センパイとはそんなんじゃないっス! とか言いつつ、そんなんじゃないのも嫌っス! みたいなやつよねー。

こんな感じでウザ絡みしていくんで桜井くんには「あっちいけ」とか「ウザい」とか言われてはいますが、その距離感、イイよね! ってやつですよ。コポォ! ってなります。

またねえ、結構宇崎ちゃんもこう見えてピュアなんですよ。

桜井くんの家に遊びに行く途中で雨に降られてビッショビショになったんでお風呂を借りるってシーンがあるんですけど、桜井くんに「一緒に入ります?」とか言うんですよね。
当然桜井くんは「入るか!」って言うんですけど、なんていうんですかね、これってある種の信頼関係じゃないですか。
ボケとツッコミみたいなもんじゃないですか。

一応言ってはみるけど、センパイはそんなことしないっていう信頼感があっての所業じゃないですか。
でもワンチャン「一緒に入るか」って言われても、最悪まんざらでもないかなとか考えてる、みたいな。

そういう危うい綱渡り感。
こういうの僕ら大好きじゃないですか。フォカヌポゥwwwってなるやつじゃないですか。

そしてですね、この宇崎ちゃんのデザインの秀逸なところは、身長が低いけれど、少しばかり特徴的な胸部をしているという点だと思うんです。

身長が低い=幼さを表していて、恋愛に関してまだまだ奥手であるというか、センパイを男性として見ていないんですね。
しかしその特徴的な胸部は「自身が大人である」という象徴で、桜井くんからは時に女性として気を使われるんです。

ストーリーが進むにつれ、桜井くんのふとした発言にモヤッとしたり、嫉妬したり。アクシデントで思いがけず体が触れ合ったり。
そういった経験で、徐々に二人の関係性が変化していく。

低身長で特徴的な胸部というデザインは、そういったふたりの二面性というか、関係性を表しているのかなと思ってみたりしています。

読んでいくと桜井くんのバイト先のマスターの気持ちになる

試し読みには登場しないんですけど、桜井くんのバイト先の喫茶店のマスターとその娘の大学4年生の亜細 亜実(あさい あみ)というキャラクターがいるんです。
この亜実ちゃんも父親であるマスターの喫茶店でバイトしており、桜井くんとは同僚という位置づけになります。

この親子がですね、揃って趣味が人間観察なんです。
マスターは「接客業は良いだろう。いろんな人の人生を眺めていられるのがこの仕事の醍醐味だって思うんだよ」と言っています。
特に桜井くんと宇崎ちゃんの付かず離れず、ヤキモキするような、それでいて手を出してはいけないような危うい距離感、これを「今はまだ辛抱強く見守ろう」と娘と話しています。
どんな親子やねん。

でもね、マスターはさすがわかってる。
この綱渡り感、イイ。

僕らはこのマスターの視点で、桜井くんと宇崎ちゃんの関係性を見守っていくことになります。

マスターと亜実ちゃんは、「宇崎ちゃんは遊びたい!」第1巻に収録されている第7話「後輩と先輩と先輩」から登場します。

 

 

「宇崎ちゃんは遊びたい!」はキュンキュンしたい人にオススメ!

そんなわけで、僕のようにドロッとした人間関係の軋轢を描いた恋愛マンガが苦手な人でも「宇崎ちゃんは遊びたい」は純粋にキュンキュンできるのでオススメできます。

ほんとにね、この付かず離れず感はね、イイ。
マスターと亜実ちゃんの気持ちがすげーわかる。

進むのかい? 進まないのかい? どっちなんだい!!? とか言いたくなる。

なんかキュンキュンしすぎて語彙力が崩壊しているような気がするのでこの辺で〆ておこうかと思います。

ほのぼのキュンキュンに興味がある方は、とりあえず公式サイトから試し読みを読んでみてください。
宇崎ちゃんうぜぇwwwでもかわいいwwwってなることうけあいですよ。

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Posted by たくろう