キンタマに保湿剤を塗って1周間
キンタマに保湿剤を塗ると、プルプルしっとりのキンタマが生成されるらしい。
以前、「セクシー女優のケツってすげー綺麗よな。あれどうやって作り上げてんだろうな」といったようなポストを見かけたんですよ。
僕は特にセクシー女優のケツに興味がなかったので「ふぅん。まあ一般人より他人にケツを見られることが多いし何かしらケアでもしてるんだろうな。ていうかそこに気づくってすげーな」くらいにしか考えていなかったのですが、このポストのツリーに「風呂上がりに保湿剤を顔に塗ったあと、手に残った保湿剤を拭き取る代わりにケツに塗りつけていたら良い感じのケツになったで」というようなポストがあり「なるほど。残った保湿剤をケツでな」と膝を打ち、それ以来手に残った保湿剤をケツで拭い取るようになりました。
僕はもともとアトピー持ちで、手や腕、首筋なんかにその症状が出ていたので、残った保湿剤はこの部分に塗っていたのですが、前職を辞めてから劇的にアトピーが改善。やはり介護職は人間を壊すんだなあなどと感じながら、文字通り手に余る顔に塗った後の保湿剤を慣例的にアトピー症状の出ていた腕や首筋に塗っていたのですが、もうそこに塗る必要はないんだと。余った保湿剤をどこに塗ろうと自由なんだ! ということでケツに塗っていたんです。別に誰にケツを見せるわけでもないんですけど。
そんなわけでしばらくケツに保湿剤を塗っていたんですけど、まあ正直、何か変化を感じられたかと言われるとそんなこともなかったんですよ。
そもそもケツが乾燥して困るということもなかったわけですし、自分でケツを見るわけでもない。それこそ誰かにケツを見られて「えっ、ケツすげー綺麗。何かケアされてるんですか?」とか言われるわけでもない。ていうか40のおっさんのケツって何をしようが綺麗ではありえない、そもそもが汚物ですからね。ウンコに保湿剤塗ったら綺麗になりますかって話ですよ。しっとりきめ細かいウンコが出現したとして、それを綺麗といいますかって話なんですよ。まあ確かに「えっ、何そのウンコ。すごっ」とはなるかもしれませんけど。「何かケアされてるんですか?」とはなるかもしれませんけど。
とはいえ手に保湿剤は残るわけなので、特に意味もなくケツに保湿剤を塗り続けてはいました。塗り終わったあと特に意味もなくケツをパン! と叩いたりもしていました。
そんな折ですよ、このポストが目に入ったのは。
男やけどごめん金玉に塗ったことある
めっちゃプルプルしっとりの金玉になって笑いすぎて咳をしても一人 https://t.co/t2s4JQ5I21— でまるこ (@demaaaarco) June 4, 2025
男性諸氏は同意していただけると思うのですが、僕らって特に意味もなくキンタマを触ることがあるじゃないですか。自宅でくつろいでいる時とか、何の気無しにキンタマを揉み込んでいること、あるじゃないですか。
キンタマを持たない女性陣は「どうせなんかエロいこと考えてたんでしょ! 男の人っていつもそうですね! 私たちのことなんだと思ってるんですか!?」とか考えてしまうかもしれませんが、これはマジでエロとか全く関係なく、本当にただキンタマのふかふかを愉しむためだけに触ってしまうことがあるんです。そもそもエロいこと考えてたらキンタマじゃない方の淫部を触るわけですよ。触るっていうか扱くわけですよ。ていうかエロいこと考えてキンタマ触るやつがいるかって話なんですよ。姫騎士ジャンヌのことを考えてキンタマ触りますか? 触らないでしょ? むしろ浄化されるまであるわ、エロいこと考えながらキンタマ触ったら。
なんなんですかね、あれ。本当に気づいたら触ってるんで、もはや自分の意識とか関係ないと思うんですよね。高次元の自意識、ハイヤーセルフみたいなのがやらせてるんだと思うんですよね。
まあ多分、ふかふかのキンタマを触ることでただただ落ち着くというか、癒されるんだと思うんですけどね。僕、40度の熱出してめちゃくちゃしんどい時とか無駄にキンタマ触ってましたからね。熱によってふかふかというか最早くにゃっくにゃになってるキンタマ触ってましたからね。「あぁ、キンタマも弱っているんだなあ」とか思いながら、「あぁ、ひとりじゃないんだ。僕にはキンタマがついている。2つも!」とか思いながら発熱に耐えてましたからね。どうかしてる。
そんな僕らの心強い味方であるふかふかのキンタマが、さらにプルプルしっとりになるの? 手に余った保湿剤を塗るだけで!?
となれば塗らない理由はないわけですよ。触りたいでしょそんなもん。プルプルしっとりのキンタマなんて、触りたいに決まってるでしょ。
と、いうことで1週間ほどキンタマに保湿剤を塗り続けてみたんですけど、正直僕個人としてはキンタマに保湿剤はおすすめしないという結論に至りました。
理由としては、あの、元ポストの人を疑うわけではないんですが、いうほどキンタマがプルプルしっとりにならない。
こっちはキンタマがプルプルしっとりになるっていうから風呂上がりにキンタマに保湿剤塗ってるっていうのに、1週間塗り続けても全然プルプルしっとりにならない。プルプルしっとりにならないっていうかキンタマのポテンシャルが変わらない。
正直なところ、そもそものキンタマのポテンシャルが高すぎるとは思うんです。そもそもがふかふかだし、しっとりはしてるし、プルプルっちゃあプルプルなんですよね。初期能力値が高すぎる。ポケモンでいうとミュウツーみたいなもんですよ。人体のミュウツーですよ、キンタマは。
だからこそ、「そんなミュウツーが更にぶっ壊れ性能になるんか!」という期待はあったんですよね。もうなんか終わり際の線香花火の火球くらいにプルンプルンになるんじゃねえかなみたいな。「キンタマ・・・すごく熱ぃ・・・♥♥プルプル震えてるよぅ・・・♥♥」みたいなことになるんじゃねえかなという期待はあった。線香花火は着火してから「蕾」「牡丹」「松葉」「散り菊」と燃え方の違いでそれぞれ名前があるそうなんですが、期待値としては本当にもう落ちる寸前のぷっくり膨らんだ「散り菊」の更にその先くらいのプルプル感を想像してたんですよ。線香花火は「散り菊」で終わるけど、キンタマはその先、「きあいだま」とかになってほしかった。ミュウツーの技みたいな感じになってほしかった。キンタマだけに。
そんで更に言うとですね、保湿剤を塗ることでキンタマがプルプルしっとりになるって言いますけど、そもそもキンタマってある程度しっとりしてるじゃないですか。
特に会陰、俗に蟻の戸渡りとも言われるキンタマの裏っかわのあたりってそもそも蒸れやすいところではあるじゃないですか。
そんな蒸れやすい箇所に更に保湿剤を塗ることによってですね、より蒸れやすく、よりじっとりと湿潤した状態を保持しやすくなってしまうんですね。
これが非常に良くない。
これも男性諸兄はご納得いただけると思うのですが、特に夏場の蒸れやすい時期、汗をかいて歩くことでキンタマ裏と太ももの付け根のあたりが擦れて汗疹? 炎症? のような状態になり、歩くだけで痛みが発生するという経験が1度はあるかと思います。
まさにそれ。
「キンタマ裏と太ももの付け根のあたりが擦れて汗疹? 炎症? のような状態になり、歩くだけで痛みが発生する」という状態になってしまったんです。
もうこれは当然の帰結ですよね。そもそも蒸れやすいキンタマ裏が保湿剤を塗ることにより更にジットリとし、ここのところの猛暑によりキンタマ裏はもはやジャングル。蟻の戸渡りがアマゾン川のようになり、その流域は汗と保湿剤の影響により湿潤とした地帯が形成され、ものの見事に汗疹が出現したんです。
まあそもそも蒸れやすいキンタマ裏に保湿剤を塗ってしまう僕も悪いといえば悪いんですが、でもね皆さん、キンタマに保湿剤を塗れって言われたらそりゃキンタマ裏にも塗りますやん。というかキンタマ裏がメインになりますやん。
皆さん1度試していただきたいんですが、何の気なしにキンタマに保湿剤を塗る動作をしてみてください。
どうですか、主にキンタマの裏側に塗る動作をしませんか?
そうなんです。普通にキンタマに保湿剤を塗ろうとすると無意識にキンタマの裏側に塗ろうとしてしまうんです。これはキンタマの前側に塗ろうとするとまず槍を持ち上げなければならず、「これからキンタマに保湿剤塗るの? うわ、興奮してきた」と保湿剤を塗るたびに槍を屹立させる変態以外は非常にやりづらい動作になるんです。
そもそも風呂上がりのリラックスしたときに槍をギンギンにさせるなんてよっぽどの事態ですからね。風俗で遊ぶ前のシャワーならともかく、自宅ですよ自宅。自分ちでひとりで風呂上がりに槍がガッチガチになってるんですよ。そんなもん保湿剤のヌルヌルにたまらなく興奮するド変態でしかありえませんからね。そんなやつはキンタマがプルプルしっとりになろうがなるまいが保湿剤塗りたくるやろ。
そんなわけで、いうほどキンタマがプルプルしっとりにならず、それどころかキンタマ裏が湿潤して汗疹が発生しやすくなるという2点から、キンタマに保湿剤を塗るのはオススメしないという結論に至りました。
特に夏場はオススメできません。なんだろ、冬なら大丈夫なんかな。いやでもキンタマ裏って夏も冬もなく蒸れやすい熱帯気候だからな。季節の問題じゃないような気がする。
ここでアフィリエイト広告をぶち込むんですが、今回僕が使用した保湿剤は株式会社美々堂さんの「水の天使」という商品です。
今回っていうか、もう10年くらい使い続けています。
「水の天使」は化粧水、乳液、美容液、美白液、化粧下地がひとつになった薬用美白&保湿のオールインワンゲル。2003年にオールインワンコスメの先駆けとして発売されて以降、シリーズ累計1,000万個以上を売り上げる大ヒットコスメです。
この商品の良いところは、何といっても「めんどくさくない」こと。
化粧水を塗って、乳液を塗って、美容液を塗って・・・と別々のコスメを何度も肌に塗らずとも「水の天使」ひとつを塗れば5つの役割を完結できてしまうので、とても簡単です。
使い心地も悪くなく、無香料でベタつきもないので塗ったあとも快適。
お手頃価格なので気軽にたっぷりと使えるのも嬉しいですね。
そもそものポテンシャルが高すぎるキンタマには効果を感じられませんでしたが、顔に塗る分にはしっかりと潤いを感じられ、オールインワンで楽々使えるのでめんどくさがりの諸兄にはかなりオススメできます。
こんな記事に広告とかぶち込んで大丈夫かな。逆に怒られるすらありそうだな。