鯛とは?家族構成は?恋人はいるの?出身地はどこ?愛車は?
こんにちは、たくろうです。
全日本人に愛される、国宝級の魚、鯛。
やはりどんな魚なのか気になるところですよね。
今回はそんな鯛について調べてみました!
鯛のプロフィール
鯛=真鯛はスズキ目スズキ亜科タイ科の魚類です。
成長すると120cmにもなる大型の魚ですが、スーパーなどで流通しているのは30~70cm程度のものが多いです。
好きな食べ物は小魚、貝類、エビ・カニといった甲殻類などのシーフードがお好きなよう。
上顎に2対、下顎に3対の鋭い犬歯を持っているので、貝類、甲殻類の硬い殻も噛み砕いてしまうんですね。
シュッとした顎は、こういった硬い食べ物を食べることによって鍛えられた結果のようです。
あまり人付き合いはしないタイプのようで、大勢でいるよりは、少人数で過ごすことが多いみたいです。
あまり社交的なタイプではなく、決まった人と遊ぶのが好きなんだとか。
よく行く場所は水深30~200mの海底。
とくに岩礁や砂利の敷き詰められているようなところがお好きなよう。
あの縁起の良さは、海底のパワーストーンの恩恵があるのかもしれませんね。
真鯛の家族構成。お家騒動勃発?血筋問題によるトラブル
鯛の家族構成はかなり複雑。
奈良時代末期に成立した万葉集では「鯛=真鯛」となっており独身だったのが確認されています。
しかし現在では、実に数百種が「タイ」と呼ばれています。
これはいわゆる「あやかり鯛」と呼ばれるものがほとんどです。
古来より日本人にとって特別な魚である「真鯛」にあやかるため、せめて名前だけでも「タイ」にしようというわけですね。
「味が真鯛に似てる」
「色が真鯛に似てる」
「ブランドイメージをあやかりたい」
そういった理由で「タイ」を名乗っている魚が数多くいます。
真鯛がこのことについてどう感じているのか。
「あいつらはタイしたことないんだよ(笑い)」なんて言っているんじゃないか。
調べてみましたが、「あやかり鯛」についての発言を見つけることはできませんでした。
本心はどうあれ、複雑な血筋問題なので発言を控えているのかもしれませんね。
その中でも正真正銘の「鯛の血縁」と呼べるものは13種類。
特に真鯛の血縁者は以下の4種類のみです。
- マダイ
- チダイ
- キダイ
- キビレアカレンコ
大勢で群れることを嫌う真鯛の性格は、こういったお家騒動や血縁トラブルによるものなのかもしれませんね。
真鯛の恋人は?熱愛報道の真偽
真鯛は4歳から産卵に参加すると言われており、以降は毎年産卵します。
産卵は春から夏にかけて行われ、瀬戸内海で4~5月、山形県で6~7月と北へ行くにつれて遅くなります。
真鯛男子はかなりの肉食系男子で、女子に対してかなりガツガツとアピールをします。
その求愛はかなりオラオラ系で、女子が嫌がっても追いかけ回し、とことんまでアピール。
そしてついに海面近くで産卵と放精を同時に行い、めでたく子をなす、というものです。
これが日没頃から始まり、一晩で5~10回行われるというのだから驚き。
タイしたものです(笑い)。
しかし熱愛もつかの間、産み落とされた卵を守るような行動は取らず、その殆どは他の魚に食べられてしまいます。
千尋の谷に落とすというか、放任主義というか……。
真鯛のあのイカつい顔は、このような自然界の荒波を乗り越え、硬い殻を持つ食べ物を食べ成長してきた証なのかもしれませんね。
真鯛の出身地は?
現在はほぼ日本全国に分布している真鯛。
最古では弥生時代の遺跡から鯛の骨が出土していることから、日本で認められたのは弥生時代ということになります。
弥生時代に出土したのは関東以南。
なので、日本においての真鯛の出身地は関東~西日本であると言えます。
名前の由来は、古来は「平魚」と呼ばれており、「平たい魚」が転じて「タイ」となったのが語源であるという説があります。
鯛の愛車は?
高級魚であり、日本を代表する魚である真鯛。
さぞかし良い車に乗っているのでは?
しかし、調べてみたところ、真鯛は車に乗っていないようです。
ジャガーのような高級車を乗り回しているイメージがあっただけに驚きですね。
真鯛は水温15~28℃を好み、季節によって浅瀬と深場を往復するような生活をするとされています。
また、真偽が定かでは有りませんが5年間で伊豆~高知県を移動したという話もあり、回遊をしている個体もいるのでは? という説もあります。
車を持っていないとすると、かなりの長距離を身一つで移動しているということになります。
あの引き締まった体は、こういった生活の賜物なのかもしれませんね。
我々人間も見習うべきところがありそうです。
鯛とは?家族構成は?恋人はいるの?出身地はどこ?愛車は?:まとめ
いかがでしたでしょうか。
古来から日本人に親しまれ、我々にとっては特別な縁起を持つ魚である真鯛。
その味や赤い体、威風堂々としたいで立ちから、これからも我々にとっては身近でもあり、特別でもある魚として重宝されていくことでしょう。
今後もますますの活躍が期待されますね!